<C5日誌> |
2003年
3月 5日
一ヶ月間余、ほとんど休みが取れない状況がようやく終盤を迎え、今週一杯で完了するはこびとなりました。
来週は、リアから発生している異音原因追及のためヤナセにドッグ入りする予定です。もし原因がデフの場合には、21日の那須も27日の筑波も走ることが出来なくなる可能性が大きくなってしまいます・・・。 |
3月9日
春一番と思える強風であったものの、好天に恵まれた一ヶ月半振りの休日。その所為か中身の濃いものになりました・・・。
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3月10日
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3月11日
久々の入院。 本日、リアからの異音発生原因追求のためにヤナセへ入院しました。先週火曜日に電話連絡を入れておいたにも拘わらず、指名された担当は休暇でした・・・。どうもコルベット顧客に対して冷たい感じです。 それなりに広い工場ですが、メルセデスやらオペルやらで満杯状態でした。隣で受付していた青年は、どうやらオペルのエアバッグが事故でもないのに突然はじけたらしく、デスク担当者は、コンピューターによりエアバッグ動作履歴を抹消しておきましょうと言っているのを小耳に挟んでしまいました。まさかオデコのバンドエイドはその時の怪我でしょうか・・・? 異音は、冷間始動直後に最も激しく発生していることから、やはりデフに原因があるような気がしてなりません。もしデフに異常が認められない場合には、デフオイルを直ちにREDLINEに交換してみます。ヤナセにはデフの診断を最優先に行ってもらった上で、車両を接地状態でリフトアップしてもらい、ホィール干渉の可能性についても検証してもらうよう依頼してきました。 昨年6月の車検以来一度も顔を出していなかったため、デスク担当は大半が入れ替わってしまい、馴染みの方は一人も居ませんでした。そのため、初めて私のC5を見たメカニック氏やデスク担当は、かなり怪訝な顔をしていました。 ヤナセ的には、最も嫌な顧客の一人に違い無いのは理解できますが・・・。
カムカバーからコイルを浮かせて断熱し、アイドリング状態で検証した20Vモードは、プラグの焼け方も、見事なまでにノーカーボンで美しかったのですが、やはりコイルの発熱が著しいので、一時的に短時間使用するのであれば大丈夫そうですが、常用は避けた方が無難のようです。 たった2Vの電圧上昇でも電流値が大きいので、コイルへの負荷はかなりのものになっているのでしょう。 あと10日で第三回那須走行会となりますが、はたしてそれまでに異音原因追求と完治は出来るのでしょうか。それにつけても、せっかくの休日開催にも拘わらず参加台数は僅かに6台・・・。これでもし私が走行しないことになると5台。もしそうなったら、この際、会社のワゴン(どノーマルのトヨタサクシード4WD/AT)で走ってやろうと思っています。当日突然でも構いませんので、希望者は是非ご参加を!! |
3月12日
さすがはYAMAHAさん、太っ腹です!! 貸切依頼を快く受けていただけました。有料ですが15名のマーシャルと待機医師も先方手配していただけますので、主催者自らも走れます。ちょっと遠い(東京から東北道で浦和から約317km、村田ICから約10分)のですが、第二回那須の時に北海道や名古屋から参加いただいた方に比べれば、どうってことありません。施設内にホテルもあり、安く利用できるので、私は前日当日と連泊してしまうつもりでいます。
現在協賛スポンサーと協議中ですので設定参加費を含め未決の要素がありますが、参加意思表明者数が20名に満たない場合には、残念ながら開催を見送ることになります。 |
3月13日
今日、ヤナセから連絡が入り、異音の原因はベルトテンショナーのベアリングとのことでした。テンショナーとベルトを交換すれば直るそうですが、現時点での緊急性は無いとのことなので、そのまま何も手を付けずに引き取ることにしました。直ちにEckler'sにテンショナーとベルトを注文しました。 テンショナーの交換はボルト2本で止まっているだけなので、部品さえあればベルトと共に短時間で交換できます。 Mariusu師匠からの情報によれば、テンショナーはよく壊れる部品の一つとしてあげられているとのことなので、これが根本原因で無かったとしても交換しておくに越したことはありません。 最大の憂慮点は、ヤナセが指摘した異音と、私が指摘している異音が違うのではないかということです。リアデフについては一応点検してもらったようなので、当面はデフオイルを高グレードのものに交換して様子を見ることになります。もしデフやリアアクスル系に異常があるならば、少なくても21日の那須と27日の筑波のどちらかではっきりとした症状が出るに違いないことだろうと思っています。 |
3月16日
そこで、バックアップ取得とインストールを、それぞれ2回に分けて行うことにしました。 まずバッテリーを十分に充電した状態で充電器を接続し、バックアップデータのダウンロードを行います。そして、作業が完了したらそこで一旦エンジンを始動して再度バッテリー充電を行い、その後、インストール作業を行います。 バックアップデータ取得やインストール作業中は、ドアや窓を開閉したり、オーディオ機器を動作させたりしてはならず、電圧を確認しながらじっと車内で待つのみです。
まず最初に感じたことは、エギゾースト音が変わったことです。少しうるさくなったように感じました。またアイドリングが低くなり、負荷が加わるとエンストしてしまいそうな状態になったのですが、これについてはしばらく走行しているうちに解消してしまいました。冷間始動時に同じ現象が起らないと良いのですが・・・。 テスト走行による結果は以下の通りです。 @パワーチェック:これについては純正状態からのインストールであれば変化を感じられたのかもしれませんが、HypertechVと比べて体感できるだけの優位性は感じませんでした。むしろ低速トルクが少し細くなってしまったような気がしないでもありません。ただ回転上昇がスムースになって最大出力・トルク発生ポイントが高回転寄りになったとすれば、体感している加速度合よりも実際には速いことも考えらますが、これについては再度パワーチェックを行ってみます。 Aシフトタイム設定:シフトアップ・ダウンタイムが明らかに短縮されました。シフトショック増大は特に感じなかったので、次回は最大値である-25%を試してみます。シフトファームネスを調整すると加速度合いは増大しますが、ミッションへの負荷も増大するはずですから、その辺りを懸念しつつ、次回検証してみることにします。 Bシフトアップ回転数設定:これについてはフルスロットルにより1速から4速までのシフトアップを検証する必要があるので、今回は機会が得られませんでした。 今後サーキット走行を含めた多岐に渡る走行パターンで検証を行い、各パラメーターの設定を判断したいと思っています。 |
3月18日
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3月21日
RE-01タイヤはニューなので、グリップについては後日の報告となりますが、何と言っても素晴らしいのは、挙動がマイルドで実にコントローラブルである点でした。 滑り出す瞬間が良く伝わり、グリップを失ってからブレークするまでの間に、時間的余裕を感じます。 S02では、グリップを失うと一挙の滑り出し、完全にアクセルOFFにして速度を低下させる必要があったのですが、RE-01は、滑り始めてからもアクセルをやや緩め、滑りが止まった段階で再度アクセルを開け、また滑り出したら緩めるといった操作が行えます。実際、今回の那須では3回スピンしそうになりましたが、いずれもコースアウトすることなく復帰できました。 サーキット走行が終わったら、S02とZ06ホィールに戻すつもりでしたが、あまりに履き心地が良いので、どうしたものかと大いに悩んでいます。 リアに装着した275/35/18は、295/35/18及び275/40/18よりも直径が14mm、純正の275/40/18よりも28mm小さいです。つまり、その3.14倍が円周となるので、28mmだと約88mm短いことになり、677mmの直径がある純正設定に比べて約4%ダウンに相当します。そしてそれは248rpmとなります。 ハイパーテックで6400rpmだったレブリミットをプレデターで6200rpmにしてしまったため、那須のストレートでは、アクセルOFFするタイミングの前に2速レブリミットに達してしまい、燃料カットが働いていました。まずはプレデターによりレブリミット(各ギアのリミット)を6400rpmに設定し直すことにします。 プレデターチューニングについてですが、ハイパーテックと比べて特にパワーアップしているようには感じ得ませんでした。しかし、明らかにエギゾーストノートが違います。那須で、私と同じB&BのPRTマフラーを装着しているS氏のZ51と比べても、まるで違う製品であるかのように音色が違いました。 シャーシダイナモでパワーチェックをすれば少しは違いがあるのかもしれません。 NEW VOLT は 18VモードでONのまま、渋滞と高速走行を含んだ那須往復及びサーキット走行を行いましたが、点火コイルへのダメージを含めたトラブル発生は一切ありませんでした。 異音の原因であったテンショナーがいよいよ危なくなってきたようです。サーキットで高回転を多用した直後にピットへ戻る時は、大きな音がはっきり聞こえるようになりました。 幸いまだベルトがスリップしたり、たわんでしまうような事態にはなっていませんが、早急に交換する必要があります。エックラーズからはまだ届かないのですが、3月19日に入荷する予定のLexanリアハッチウィンドゥと共に出荷してくれていれば良いのですが・・・。 RECARO SP-GバケットシートとMOMOステアリングの効果は抜群で、3時間に及ぶ渋滞の直後からサーキット走行を行い、さらに終了後も2時間以上の帰路でしたが、少なくても腰痛系の疲労感を覚えることは全くありませんでした。また、サーキット走行においても抜群のホールド性と微妙なステアリングワークが適い、極めて有効なアイテムとして立証されました。 |
3月23日
実にくだらないものですが・・・。
プレデターでレブリミット変更(6190rpm⇒6400rpm)と、シフトタイムを-15%⇒-20%に変更しました。またタイヤサイズも純正装着タイヤ値(275/40/18)から、装着しているRE-01の275/35/18に変更しました。 情報によると、C5の場合、前後タイヤの直径差が15mm以下であるとトラクションコントロールエラーが出る可能性があり、5mm差では実際にエラーが出ているとのことです。 RE-01の265/35/18と275/35/18の前後直径差は6mm。つまりエラーが出てもおかしくないのですが、一度も出ていません。 今回もパラメーター変更データをアップロード中に、2度エラーが出て中断されました。原因はやはり電圧低下です。どうやら私が使っている5Aのバッテリー用充電器でも容量的には不足です。前回、Hypertechの時には起らなかったことから、おそらくNEW VOLTの消費電流が原因ではないかと思われます。次回のパラメーター変更時はNEW VOLTをOFFにして行ってみます。 |
3月25日
羨ましさ一入です・・・・。
さて、9月1日(月)開催予定の仙台SUGOサーキット走行会ですが、現在まで11台のエントリー希望者が集まっているので、開催可能まであと9台です。 今月中にサーキット側へ最終返答を出す必要があるので、希望者はメールにてお申込下さい。申込後にキャンセルしても費用はかかりません。 また前日夜は施設内のホテルにて宴会を行う予定ですので、宿泊希望者は合わせて申込して下さい。 くだらないもの第二弾・・・。
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3月27日
タイヤと環境に厳しいドリフトだが、メチャ面白い !!
最近のバッテリーは小型化が進み、同じ容量規格品が従来品に比べ約20%ほど小さくなっています。On氏のNSXは、従来品規格サイズが搭載されていたため、小型のものをそのまま装着すると、左右に隙間が出来てしまいます。しかし、そうであればステーの両側又はバッッテリー装着場所床部分に、隙間を埋める加工を施せばそれで良く、ただステーを力一杯締めて、見た目で固定されたからと言って終わって良いものでは決してありません。 ネジ類はいずれ緩んで来るものですし、バッテリーは大変自重があるものですから、回転モーメントによる負荷は想像以上のものがあります。 従って、慎重に対処しなければならないはずです。しかも、ステーがバッテリーのプラスターミナルと万一接触したら、いったいどのような事態が発生するか、考えるまでも無く誰でも想像がつくことです。これは明らかに小さいサイズのバッテリーを適合品であると言って販売し、さらにいい加減な取付作業を行ったショップ側の重大な過失です。 同じところでHIDも装着されていましたが、インバーターの固定方法や装着場所も、整備士としてはまるで幼稚園児の作業と言っても過言では無いほどおそまつなものでした。 JAFのローダーで、近郊のディーラーへと運ばれて行きましたが、もしバッテリー以外に大きなダメージを受けていたとすれば、これはただ事ではありません。 いずれOn氏から報告があると思いますが、本件について、販売及び装着を行った側からの陳謝と保証が具体的に得られなかった場合には、実名をここで公表するつもりです。 車は命を乗せているものなので、皆さんもパーツ類に限らず、日頃のメインテナンスについても信頼できるところへ任せるよう、ここで改めて薦めます。 |
3月29日
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3月30日
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