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6月25日、アドバンスオートさん主催の富士スピードウェイ走行会に参加してきました。
富士スピードウェイは歴史のあるサーキットですが、F1参戦を機にトヨタ自動車がオーナーとなり、本年4月10日にニューアルオープンした全長4.5kmのF1開催も可能なハイスピードコースです。
リニューアル前のFISCOとはまるで別物と思えるほど全てが新しくなっていました。 |
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当走行会に参加していただいている皆さんとも久し振りにお会いすることも出来て、嬉しい限りです。
本年初のサーキット走行と言うことも有り、慎重な走りになりましたが、新しいFISCOを十分堪能することが適って何よりでした。 |
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いつも話題に事欠かないお馴染みK氏ですが、今回は何とC6での参加です!!
そして、C5も同行され、こちらは照屋氏が操りました。 |
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走行時間は13:00〜14:00で、外気温が33℃に達する暑い日となりましたから、連続走行には厳しい状況でした。
5周で、水温100℃、油温110℃、ATF温度105℃に達しましたが、外気温と走行条件を考えると、これまでで最も良好な状態です。
本年に入って全くサーキット走行をすることが適わなかった期間に、あれこれと対策を進めて来たことが功を奏したと思っています。
今後の新たな対策として、ラジエターとエアコンコンデンサーの目詰まり清掃と、アンダーフィンの代わりに、より効率的な外気吸入が出来るエアダクトの装着を考えています。 |
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暑さにより、連続10周以上は車にとっても私にとっても厳しいものとなり、約20分の2アタックが限界でした。
メインストレートは1500m有りますから、ミッションは4速までシフトアップされ、ブレーキングに入る200m前ポストで、最高速度は240km/hに達しました。
他のサーキットでは十分に味わうことが出来ない、C5のハイスピードポテンシャルを改めて感じ入ることが出来て嬉しく思います。
今回はトップスピードを見たくてHUDをONにして走りましたが、何と200km/hを超えると、100の位が2を表示せず、10と1の位だけになることが判明しました!! |
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新たに装着したアイテムとして最大の注目をしていたBILLIONのレーシングPSタンクですが、素晴らしい性能を発揮してくれました。
外気温、水温・油温を見る限り、フルードの温度もかなり上昇していたと思われ、これまでなら、当たり前のように大量に噴き出して周囲に撒き散らしていたと思いますが、今回はシュラウドに小さな斑点が出来る程度しか噴き出しませんでしたから、効果は大です。 |
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新しいピロマウントになったG2コイルオーバーも素晴らしい性能を発揮してくれて、とてもコントローラブルで安全でした。
また、フロントに装着した15mm厚のスペーサーと、-2.7に設定したフロントキャンバーの効果が相俟って、これまであった強いアンダーステアが、ニュートラルステアに近付き、本当に良く曲がってくれました。
ショルダー部分ばかりが減っていたフロントタイヤも、今回は全体が均等に減ってくれていました。 |
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ここまでは極めて順調だったのですが、トラブル発生です。
2回目のアタックの5周目で、ストレートを過ぎて第一コーナーを過ぎた辺りで急にステアリングが重くなり、水温が急激に上がりました。
これは前にも茂木で経験したことなので、エンジンベルトが外れてしまった所為であると思い、直ぐにセーフティエリアに車を止めてエンジンを切りました。
そして、牽引をしてもらってピットに戻ってからボンネットを開けたら、何と外れたのでは無く、ベルトそのものが半分に千切れてご覧のような状態になっていました・・・。
予備のベルトを携行していたので、交換するだけで事無きを得ましたが、このベルト、はっきり言ってサーキット走行においては耐久性が不足していますから、ブランドを換えようと思っています。
また同時に、ベルトのトラブルによりウォーターポンプが稼動しなくなることで一気に水温が上昇してクーラントが噴き出してしまうことを避けるため、電動ウォーターポンプを装着することにしました。
面倒なベルト交換作業をプライムワークスのK社長に手伝っていただき、直ぐに終えることが適いました。本当にありがとうございます!! |
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翌26日には、車楽人さん主催の本庄サーキット走行会グリップ枠に空きがあったため、急遽会員登録をして参加して来ました。2日続けてのサーキット走行は初体験です。
本庄サーキットは、本年4月29日にオープンしたばかりで、我が家から約1時間半程度で到着出来る最も近いサーキットです。
7月22日と8月8日に当走行会もこちらで開催されますが、一足先に下見がてら走ってまいりました。 |
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昨日に続き、こちらも外気温が34℃に達し、走行には厳しい日和となりました。
20分×3アタックでしたが、いずれも10分程度で体力が限界を迎えてしまい、6〜7周で途中終了せざるを得ませんでした・・・。
ベストラップは、元気だった1回目のアタックの4周目で、48秒494。
初めてのコースであることと、最終コーナーでかなりの台数が突き刺さっていると言う情報を聞いていましたから、今回は無理をせず慎重な走りに徹しました。
慣れてくれば46秒台は確実なところだと感じています。 |
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BILLIONレーシングPSタンクの高性能ぶりがここでも立証され、3アタック終了後でもキャップの周囲に僅かに滲み出る程度でした。
温度管理については、10分×3アタックにおいて、水温 110℃、油温105 ℃、ATF温度104 ℃でした。
いくら暑かったとは言え、やはり水温管理に不満が残りましたので、電動ウォーターポンプと共に、新しいラジエターへの交換も計画しています。
ショートコースですから、C5には少々狭いタイトなコーナーもいくつかありましたが、これまで走ったどのショートコースよりも広く感じました。
7月22日と8月8日の専有走行会開催が楽しみになる、なかなか面白いサーキットです。
コースの大半が見通せるため、同時コースイン台数を増やしても安全性に問題が無いことも分かりましたので、今回の走行会の募集台数を15台に増やし、参加費も\15,000.に値下げしました。皆さん是非ふるってご参加下さい!! |
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