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@C5用コンピューターチューニング
コンピューターのROMデータを書き換えるものです。 空燃比と点火タイミングはハイパーテックチューンを、ファン回転温度、シフトポイント、速度リミッター、回転リミッターはユーザーが設定できます。運転席ダッシュ下の専用コネクターに接続して使用します。US$350.〜 但し、使用にあたっては十分な知識が必要。間違った使用によりインストールに失敗すると、PCM等の車載コンピューターにダメージを与えてしまう可能性があります。 ノーマルエンジンでの実用面の効果としては、シフトポイントの変更(日本仕様はファイナルレシオが低いので)、ファン回転温度設定値の変更(夏季のオーバーヒート気味を回避するため)程度ですが、空燃費や点火タイミング、速度や回転リミッターの設定の変更もそれなりに効果を発揮します。年式毎に型番が違うので注文時に注意して下さい。 本品はサービス工場で点検用に使用されている「TECHU」ではありません。 ⇒本品は実際に使用したレポートがあります。 |
こちらは、ディアブロスポーツのプレデター。ハイパーテック同様に自前のチューニングプログラムのインストールと共にファン回転温度等、同様の機能を持っています。最大の相違点は、燃料噴射量と点火時期調整もユーザー設定が可能であることと、TECH-Uと同じダイアグノースティック機能を持っていることです。本品も99年式以降の各年式毎に型番設定があります。US$495. ⇒本品は実際に使用したレポートがあります。 |
高度なプログラミング手法として、Carputing社が販売している LS-1 EDIT があります。 価格的には上記二つの汎用機と大差はありませんが、使用するに際しては、知識とノウハウが求められます。 アプリケーションの入ったCD-ROMと、車両接続用のインターフェイスがセットになっています。 アプリケーションを稼動させるためのパソコンが別に必要になります。 大変優れた製品で、どのようなチューニングやモディファイをされているPCMであっても読み出しを行うことが可能で、設定値の変更も自由自在です。 ⇒本品は実際に使用したレポートがあります。 |
Aその他装着可能社外パーツ類⇒社外パーツ取付日誌
傷取り粘土や研磨剤(コンパウンド)並びに高回転電動パフ掛けは絶対に駄目です。 クリアー塗装が傷付いてしまったり、パフの回転により発生する熱で変質を起こします。ワックスやコーティング剤の塗り込みや拭き取り作業に電動回転パフを使用する場合には回転数を下げて使用しなければなりません。
又、付着した埃を乾いた布で拭き取っては絶対にいけません。乾いた布と埃は、C5ボディにとってはヤスリと同じです。
さらに洗車やワックスをかける時に使用するスポンジや拭き取り作業で使用する布にも十分な配慮が必然となります。
特に鳥のフンが着いてしまった場合には、十分な水とセーム皮でカーシャンプーと共に力を入れずに丹念に洗い流します。ただ擦り取ると必ず傷が付きます。
さらに付着したままの放置は最悪で、フンに含まれる酸がクリアー層を侵食してしまうので、発見時に洗車出来無い場合は、セーム皮にたっぷりの水を含ませ、フンに十分の水を含ませてから力を入れず何度かに分けて丁寧に拭き取ります。
そしてこれは酸性雨にも同じことが言え、C5のクリアー層は酸性雨により侵食され洗車だけでは取れない水垢として付着しますから、雨天直後の晴天時には可能な限り早く洗車を行うことが第一ですが、諸事情でそうも行かない場合には、やはり事前の防衛策が必然となります。つまりコーティングやワックス処理です。
クリアー層に既に細かい傷が付いてしまった場合には、一般のコンパウンドによる削り取りをせず、「キズクリアー」で丹念にコーティングし(但し深い傷は駄目です)、24時間経過した後にワックスをかけます。
洗車時シャンプーだけでは取れない侵食性の水垢(可能な限りシャンプーとセーム皮で取る努力をすること)については、コーティング剤の前処理用クリーナーを柔らかい布に微量付けて、力を入れずに前後方向に(決して円を描くようにしてはいけません!!)磨きます。
キズクリアーでも埋めることが出来ない傷は、スクラッチ傷取りとして市販されているものの内、メタリック塗装用を使用し、ワックス拭き取り用の柔らかいネル布で傷の方向と垂直の方向に塗布して拭きあげます。
これによりクリアー層が少し削り取られ、大きく深い傷がなだらかな細かい小さな傷へと変わります。その上からコーティングとワックス掛けを行うと、ほとんど目立たなくすることができます。この方法でも取れない傷は完全にクリアー層を付き抜けていますから、これ以上の回復作業はできません。
C5は新車時でも通常の金属ボディへの塗装と違い保管中や搬送中にも水垢や細かい傷が沢山付いてしまっていますから、これ以上水垢や傷を増加させない為にもケアーが重要です。
ワックス等でポリッシュアップされていると日中では中々気が付きませんが、日陰で斜めから見ると細かい傷が沢山あるのを発見できます。そしてこれはC5のボディにとっては宿命です。
買い物袋が軽く擦れた程度でもハッキリとした傷が付いてしまいますし、何か固い物をボディ上に乗せるなど論外でしょう。
衣服のチャックやボタンも荷物の出し入れ時や乗降時に擦れないように注意が必要です。
雨による水垢は、いったんこびりついてしまうと洗車で簡単におとすことができなくなってしまい、いつのまにか塗装面を侵食してしまいます。
気にかけなければそれまでですが、気になる人には十分な気遣いとワックス掛けに労力を惜しんではなりません。
ワックス掛けが面倒な人にとってはコーティング系ワックスの使用が一番ですが、水溶性のコーティング剤の多くが多量の石油系溶剤を含んでいるため、C5に使用することはできません。従って、同一製品で半ネリタイプが出ているものを使用することを薦めます。
Cコーティング、ワックス作業について→ブリス
大変ですがワックスもコーティングも部分毎(50cm四方を目安)に少しずつ順番に行います。
塗り込みの基本は前後方向です。
「キズクリアー」も「FANTASY C5 WAX」も塗ったら乾く前に直ぐ拭き取る種類のものですから、なるべく薄く塗り広げることが肝要。間違っても乾燥放置しないこと。 また、「キズクリアー」は成分の固着に24時間必要です。ワックスを重ね塗りする場合には固着以降に行います。「キズ防止ハードコート」の場合も完全硬化をさせるために24時間程度は待ったほうが良いでしょう。
拭き取りの際に小さな点状の拭き残しが出るのは、クリアー層に侵食による穴ができてしまっているので、一つ一つの点の上を拭き取り布で力を入れずに一個所毎に指先で小さく円を描くように拭き取っていきます(大変!!)。 しかし一度穴にコーティングやワックスが入り込んでくれると、その後穴の中の成分が流れ出さない限り、次回からは拭き取りが楽になります。
クリアー層を侵食するワックスやコーティング剤を既に使ってしまった場合には、拭き取り作業がかなり大変になりますので、カーシャンプーで十分に洗い流しておくことを薦めます。
きれいな乾いた柔らかい布は、最低でも10枚は用意したほうが良いでしょう。 拭き取りにより汚れた布を何度も使うと、どんどん拭き取り難くなり、布に付着した成分が表面に再度付着して新たな玉状の拭きムラを発生させてしまうので作業時間がどんどん長くなってしまいます。
湿度が高い時の作業及びボディ面が十分乾燥していない場合は、同様に点状の拭き取りむらを沢山発生させる原因になりますので注意が必要です。従って洗車直後のワックス掛けは、水分が十分乾燥した後の作業になります。
拭き取りきれずにムラが残る場合はまだ乾燥が足りないか湿度が高いことを意味します。又、拭き取り布の湿気にも配慮が必要です。
従って湿度が高い時等で洗車による水分の蒸発が促進されにくい場合は無理に完全な拭き取り作業をせず、玉状のムラが少し残存しているだけなら乾燥後も拭き取りが可能なので、乾燥を待って翌日の作業とした方が良いかもしれません。
結局最初は2日がかりの作業となりますが、効果は大変満足の行くものになり、その後はワックス掛けだけで十分な上、拭き取り作業もどんどん楽になっていきます。
水弾きが悪くなったり、酸性雨による水垢がこびりつくようになったらワックスの掛け時です。
暴雨にでも会わない限り1ヶ月以上は雨天や洗車でもワックスの成分は有効ですが、ボンネットとリアハッチ周辺はマメにワックス掛けをした方が予防策として有効です。
ワックス成分が有効な時には水垢も一発で簡単に取れてしまいますし、水垢そのものが大変付着しにくくなりま。特にボンネットは下からエンジンの熱で常に熱くなるので配慮が必要です。
カーシャンプーは3M製の業務用がお薦めです。ワックス成分を然程除去することなく洗車ができます。
テレビショッピング等で既に著名な製品になっている「BLISS(ブリス)」。 洗車をした後、表面に付着した埃や油性分、ワックス類を処理剤を使って除去します。 この前処理は、効果を最大限に発揮させるために大変重要ですので、他のワックスやコーティング処理をしている場合は、丁寧に除去して下さい。 再度塗布面全体を濡らしたら、容器を良く振って中身を混ぜてから吹き付け、薄く全体に延ばします。 濡らした時に水を弾く部分がある場合は、そこにまだワックス等が残っているので、再度除去処理を行ってから塗布します。 そして、そのまま濡らしたウエスで拭き上げるだけの簡単処理です。 力も手間も要らず、さらに面倒な拭き上げ作業もありませんので、お薦めです。 |
塗布処理後、48時間程度経過すると成分であるガラス繊維が硬化して輝きが出てきます。 また硬化した成分は強度も高いので、これまでほんの僅かな衝撃でも着いてしまう擦り傷に対して防護力が高くなります。 約半年程度は洗車のみで効果を維持出来ます。また重ね塗りをしても問題は有りません。 処理が簡単なので、洗車の都度に塗布しても全く苦にはなりません。 塗布並びに拭き上げには、ミクロ粒子のボディに傷を着けないタイプを必ず使用して下さい。ブリスからは専用品が販売されていますので、これを使うことを薦めます。 目の粗いウエス類を使うと、反って傷を増やしてしまう結果になります。 |