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第一段階のファンがONになっていないと、電動ファンコントローラーのリレーにより回転開始の信号が出ても、右側しかフル回転しない状態を、もう一つリレーを入れて両方共にフル回転させるようにしました。
単に第一段階用リレーに第二段階用リレーのマイナスを接続すると、IGN OFFになった時にPCMの第二段階回転開始信号の回路がクローズするため、電動ファンコントローラーリレーからのマイナスがOFFでも、常時ON電源が接続されている第一段階用リレーにマイナス電位が流れてしまい、ONになってファンが回転を続けてしまいます。
この方法であれば、電動ファンコントローラーのリレーから出るマイナス信号がIGN
OFFと共に遮断され、第一段階用リレーと第二段階用リレーの接続も遮断されて第一段階用リレーはONになりません。 |
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第一段階電動ファンリレー(45)のCKT335端子へ、第二段階電動ファンリレー(43又は44のどちらか一方)のCKT473端子へマイナス出力を接続すると、43,44,45の3個のリレーが全てONになって電動ファンが左右共にフル回転します。 |
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追加したリレーは、OMRONの自動車専用リレーを使用しました。
小型軽量のプリント基板設置用ですが、11〜15Vの広い範囲の電圧で稼動し、接点容量も15Aあります。
テスト走行の結果、今までがまるで嘘のように大変良く冷えてくれ、一般道走行では、エアコン使用の有無は無関係に、87〜90℃の間で常に安定していました。
そして油温、ATF温度も全く問題ありません。ようやく以前の状態に戻せました。 |
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