<C5日誌>

2001年

04月15日

USからの荷物到着第一号になった給油口保護カバー。エアメールによる封筒便で届いたため、送料負担はゼロ。厚手の良質なナイロンラバー製で、給油時に給油機から垂れたガソリンがボディ面にかからないようにしっかりと受け止めてくれます。キャップの上から被せるだけのワンタッチ装着です。たった一滴のガソリンでもボディ塗装を変色させてしまうには十分な量であり、付着したものを直ぐに拭き取っても完全に除去できるものではないので、かからないように予防することが第一ですね。

It's easy to install and very good one!

引き続き11日に出荷された貨物も到着していますが、留守であったため、受け取りが16日か17日となり、装着実施は、どこも出掛けなければ連休中となる予定です。中身はMAF、サーモスタット、Z06用リアブレーキダクト、スウェイバー。ブレーキローターとパッドは13日出荷になっていたので、うまくいけば17日までに受け取りができるかもしれません。そうなれば3、4日の2日間でいっきに装着し、5〜6日で慣らしとなれるかもしれません。そう言えば4月27日に法定点検期限が到来するので、連休空けにシートベルトリコール対策実施と共にヤナセに出さねばなりません。

04月28日

HOTCHKISスウェイバーとZ06用リアブレーキ冷却ダクトが到着しました。早速装着作業にかかるつもりです。
連休中に作業をしたいと思っていたブレーキローターとパッド、そしてMAF、サーモスタットが、手違いで到着せず、誠に残念です。到着は再来週になってしまう模様です。
尚、知人がオーダーされたクロームホィールは到着しているので、来週早々にも2001年モデル純正ホィールに換装される予定です。交換時にキャリパーの塗装を行ってしまうつもりでいます。

04月29日

スウェイバーの装着が完了しました。写真を見れば分かりますが、純正と比べて倍近い太さと鋼製を持つ本品の装着効果は想像を越えるものがありました。
作業は、ジャッキアップを含めて約3時間程度。順序良く行えば、もっと早く終えることができるでしょう。
スパルタンな走りと一般的に表現されますが、何よりも素晴らしい効果は、ハンドリングの向上です。ロールを抑える効果がハンドルの切り始めの切れをシャープにさせるため、面白いように向きを正確に変えれるようになりました。
オンザレール感が増したことでアンダー感が軽減し、コーナリングの安定感が大幅に向上しました。本来ならばショックとスプリングを相応のパフォーマンスをもったものに交換するべきですが、サーキット走行でもしない限りは現状でも十分なレベルかもしれません。高速道路を流す場合を除き、F45は常に「PERF.」ポジションにしておくほうが相応しいですね。

0504日

昨日の肌寒い雨模様から一気に暖かい日差しを受けて、早速リアブレーキ冷却用ダクトの取付と、ホィールの換装を行いました。
ブレーキキャリパーの塗装は、ローターとパッドを交換するときに行う予定ですが、これだけホィールの隙間から中がはっきり見えてしまうと、なるべく早くキャリパーの塗装だけでもやってしまいたくなりました。
ただ一つドジが…。2001年モデル用ホィールはマグネシュームホィールと同じようにホィールナットキャップが着くのですが、そのためには専用のナットが必要です。99年モデル用ホィールのナットは対応しているものではありません。早速ヤナセに頼んで取り寄せなければ…。

0505

上の写真と比べると違い分かりますが、ホィールのセンターキャップに刻まれているロゴマークに着色をしてみました。プラモデル用の塗料を筆で塗ったのですが、思いの外、良い感じに仕上りました。
ホィールナットカバーが無いので、見た目全体としては今一ですが・・・。
キャリパーの塗装は、塗料が連休にかかって到着しなかったので後日実施となりました。
東急ハンズでエアフィルター用の素材を見つけたので、早速ニューエアインテークに取り付けてみました。
色はご覧のような黄色しか無かったのですが、見える部分ではないので、機能優先としました。
これでエンジンルーム内へのスムースな冷気導入が、雨・埃無く行えるようになります。
効率の高い吸気路は、それだけ埃も沢山吸い込まれることになるので、やはり対策が必要ですね。
まだそれ程長時間走行したわけではありませんが、K&Nエアフィルターにかなり埃がたくさん付着していることを見ると、良く判ります。フィルターが着いたので、一回ここらでエアフィルターを洗浄をしておこうと思っています。

今日、リアハッチが閉まらなくなりました。原因は閉めるときに、丁度ロックする部分に物を挟んでしまい、ロック用の爪が戻らなくなってしまったことです。一旦この爪の向きが変わってしまうと、常時ロック状態と同じになってしまい、通常のアンロック動作では元の位置に戻らなくなり、リアハッチを閉めることができなくなってしまうのです。
修復方法は簡単で、アンロック信号を出すと同時に、ロックするためのプラスチック製(芯は金属)の爪を、ドライバーでアンロック方向(つまり右方向)へ押してやればOK(キーレスリモートによるアンロック信号が出せない場合には二人掛かりの作業になりますが・・・)。すると、それまでいくら押しても戻らなかった爪が、あっさりと元の正しい位置に戻りました。それ以降の動作は、勿論、全く問題無しです。
事態発生時には、何が起こったのかまるで判らず、しばし呆然としてしまいましたが、休日にもかかわらず詰めていたヤナセのメカニック氏のアドバイスで救われました。

0506

日本車の規格に対して特殊であると思い込んでいたホィールナットが、実はM12-1.5(12mm径、ピッチ1.5mm)、テーパーも60°で、ごく普通に使用されているものと同じであったことが判りました(但しレンチ径は19mmから21mmになります)。
今更何を言わんやですが、早速カーショップでクロームメッキ製の20個セット(トヨタ車用)を\2,000.なりで買ってきて取り付けました。純正のナットカバーも良いのだが、とりあえずはこれで済ますことにしました。
2001年モデル用ホィールは、99年用と比べてデザイン的に好みであるばかりか、持った感じですら明らかに軽量であることが分かります。
結局どこへも出掛けないまま、長いようであっという間の連休でしたが、快晴の下ルーフを開け、空いた都内を新しいホィールとスウェイバーで駆け巡り、大いに楽しめました。
何故か昔からダンボール箱が大好きな猫なのです。今年に入ってから早や7つ目。しかも今回は「にんにく」だ!!

0509日

いよいよヘッダース取り付けの時期が到来しました。1割程高額になりますが、セラミックコートしてあるものを予定しています。(US$1195/99年モデル用)。
注文は、ブレーキローターとパッドが到着し、装着が終わってからになるので、6月中旬でしょうか。
この取付作業は、かなり時間を要するものになる上、なによりも作業途中に中断してチョット買い物へ行くために乗るということができないので、じっくり腰を据えて時間をかけて行える機会が必要ですね。

05月11日

ブレーキローターとパッドが来週中に出荷される旨の連絡がようやく来ました。"Eradispeed"ローターは類似品のものと違い、レース用の受注生産品であるため、発注してから商品受取までには最低でも3週間以上は待たされることになるようです。販売店での在庫もあまりしていません。
同時にMAFとサーモスタットも来るのですが、来週、再来週と出張続きのため、全部の装着作業が完了するのは6月10日以降になるもようです。
それとも、梅雨に入ってしまって作業が出来ず、結局は5月の連休と同様、どこへも行かずに夏休み中の作業になってしまうのでしょうか。

05月13日

キャリパーの塗装が完了しました。土・日曜日の2日がかりで左側と右側をそれぞれ行っています。塗装後組込みが可能になるまでの乾燥に、予測を大幅に越える4時間以上必要であったことが原因です。少々厚く塗り過ぎてしまったのか、それとも塗り易さを優先して硬化剤の混ぜる量が少なかったのかもしれません。
やはり4輪同時作業が最も効率的ですが、キャリパーやローターの離脱を4輪同時に行うのは結構厳しい作業です。ましてや、まだこれから新しいローターとパッドへの換装作業が残っているので、少し体力を温存しておかなければなりません。今日既にやや筋肉痛気味です。
Z06用キャリパーに比べて明るいオレンジ系の赤であることから、少々派手過ぎるかもしれませんが、時間の経過と共に少し汚れてくると落ち着きを見せるかもしれません。早く新しいパッドとローターを組み込んで、パッドにも着色したいものです。明日から2週間出張となるので、しばらく車いじりはお休みです。

05月20日

大阪在住のC5仲間であるM氏と出張中に会い、同氏所有の2001年モデルを試乗する機会を得ました。関西空港へつながる「湾岸」と呼ばれる道路を走らせていただいたのですが、実に素晴らしいところでした。平日の昼間であったにもかかわらず通行量は少なく、しかも自動速度xx機の設置も無いらしく、覆面xxカーさえクリアすれば、XXkmオーバーで滑走できます。同氏のC5は、まだ走行5000kmに満たない新車なので、あまり回すことはしませんでしたが、それでもC5の高速ツアラーたる風格を誇示するに十分なものでした。
何よりも良かったのは99年モデルとの違いによる進化です。まず第一は足回り。F45装着車で外見上の違いはスウェイバーを含め無いように見えますが、明らかに足が良いです。もしかしたらスウェイバーとスプリングが違うのか、エンジンの諸元変更によるバランス上の違いかもしれません。
そしてパワーがノーマルで5HPアップした新しいエンジンは、高回転域での延びとレスポンスが明らかに良いですね。またミッションのファイナルが上がっていることで、発進時の1速が高回転域まで突入することなく2速へアップされ、街中での走行が非常に楽になっていました。99年まではファイナルを2.63(2001年は3.153)にしたパフォーマンスオプションが装着されており、1速から2速へのシフトアップポイントが高く、2速に入った途端にアクセルを緩めないと危ないくらい加速をしてしまう場合が多いのですが、それが解消されていました。絶対加速については、ファイナルが上がってもその分パワーアップにより同じ水準に保たれているようです。ただ、100km/h前後の速度域で4速に入っていると、少々回転が低くなり過ぎる場合が少なくなかったことから、アクセルを踏み込むよりもマニュアルで3速に落とすほうが機敏に走れました。同氏も操作性とタッチが良いアルミ製のシフトノブに交換され、頻繁なマニュアルシフトを楽しんでおられました。

内装面では、ポジションメモリーに同期するテレスコピックステアリングと機能アップしたバックビューミラーが新しいことです。
現在までに同氏のC5はB&B PRTマフラー、k&Nエアフィルター、クロームホィールを装着されており、今後の予定としてZ06レッドキャリパー、ステンメッシュブレーキホース、BAERローター、HAWKパッドが待っているとのことです。これら全ての装着が完了された時に、ボディ色であるミレニアムイエローと同色に張り替えられた内装(大変素晴らしい職人芸の仕上がり!!)と共に本頁にて紹介させていただく予定です。

05月21日

Z06用エンジンに装着されている純正インテークマニホールドが、チューニングパーツとして出ています(US$490)。
97〜01年モデルのLS-1エンジンを、LS-6までとは行かないまでも、装着で10PH程度アップするようです。
完全なボルトオン製品。
インテークマニホールドはポート研磨するだけでもパワーアップするので、期待できそうですね。
大口径のスロットルボディ(US$399)と高能率MAF(US$229)との併用を提唱しています。
B&Bのヘッダースと共に装着を検討したいですね。

05月26日
知人からいったいどれだけ工具をそろえているのかと言われました。そう言えば、普段工具ケースに入りっぱなしになっていて必要な都度出して使用していたので、全部を一度に見たことがありませんでした。取り立て急いで行う作業も無かったので、工具ケースの掃除を兼ねて全部を引っ張り出してみました。ジャッキとウマを除いても全重量はおよそ30kgに達しますが、通常はリアハッチ内に鎮座しています。
 
まずはソケットレンチ系とトルクレンチ、それとヘッド類。
上の二つがトルクレンチで、10〜40Nm用と40〜180Nm用。
その下がレンチ3種類とエクステンション。
ヘッドは、10,11,12,13,14,15,16,17,18,19,21,22,23,24mm。16と18mmはディープタイプもある。
特殊ヘッドは、トルクスのT-20,40、ドライバー用、六角用。
小ヘッド用の小型レンチと6,7,8,9,10mmヘッドとトルクスT-4〜30。
次はメガネレンチ系とスパナ、プライヤー、そしてヤスリ。
レンチは、6,7,8,10,11,12,13,14,15,16,17,18,19,21,22,23,24mm。
ドライバー類とペンチ、ニッパ、カッター類、そして電気配線用の工具類。
最後が車高の低いC5にも入るローダウンジャッキ(2t)とウマ。

現在までに、ブレーキオイルのエア抜き作業以外は全てこれらの工具で装着等を行っています。
これ以外には、バッテリーチャージャー、電圧・抵抗値測定用テスター、波形観測用オシロスコープ、電動エアポンプ、電動ドリル、電動サンダーと電動ポリッシャーがあり、ケミカル系ではブレーキ用耐熱グリス、ブレーキクリーナー、CRC、オイルクリーナー等があります。

05月27日

今日は天気も悪く何もできない日であったから特別不満が噴出するものではなかったものの、"Corvette Forum"を通じて"Los Angels Performance Center"に注文してあるBAER社のローターが、予定していた期限を2週間以上経過しても未だ出荷されずにいます。
クレームのメールを入れる都度、先方の担当者は上司を含めて製造元の事情(製造が遅れている)が原因であることを言いつつ理解を求めてくるのですが、これまでも"今週中に入荷するだろう"とか"まもなく出荷される"とか調子の良いメールが来るばかりで、肝心の出荷予定日について全く返事が来ないことが、少々納得できずにいます。ただ代金の請求は来ていない(当然ですが!!)ので、とりあえずは先方の言い訳を信じて待つしかありません。"Eradispeed"と称されるローターは鍛造による手造りであるため、生産性が極めて悪いから、量産性に優れたものが先に出荷され、そうでないものが後回しになってしまうのは仕方の無いことかもしれません。特にリア用は、つい最近デビューしたばかりなので、以前からラインナップして生産されていたフロント用以上に生産が間に合っていないとのことです。

また、"T-BYNE"社へ注文を入れてあるB&Bのヘッダース(セラミックコートタイプ)も在庫が切れており、約1ヶ月程待つことになります。はじめからはっきりと納期について言ってくれれば、こちらとしても予定が建てられて、いらいらすることもありませんね。
ヘッダースの脱着を行うには、エアインジェクションパイプ類やジェネレーター、プラグ等を全て脱着しなければなりません(つまり下からは抜けない)ので、1日作業になりますが、商品到着が時期的には梅雨明け頃になり、丁度良いかもしれません。
さらにインテークマニホールドの脱着もエアインテーク系を外すことが加わる程度で、ほぼ同じ工程となることから、Z06用インテーク交換も一緒にやってしまったほうが楽ですね。

05月29日

ANTI-SEIZE PASTEというドイツのGRIOTS社製のケミカル用品があります。先日、大阪のM氏に連れていってもらったカーショップ、"Le Garage"で買ったものです。耐熱温度が1400℃で、金属疲労や磨耗を緩和する薬品です。プラグのネジ山や痛み易いエギゾースト系の固定ボルトのネジ山に塗布することで、脱着時のトラブルを未然に防ぐと共にボルト類の寿命を伸ばす優れもの。
特に高温になる場所や異種の金属同志を固定している部分には、独特の金属製の錆が発生しますが、それも防止できます。

120gで\3,000.は高いように思えますが、焼き入れされたボルトにダメージを与えてしまうことを考えれば安いものです。
おそらくこれ一瓶で数台分以上の全ボルト類に塗布が可能な分が入っているでしょう。中身は白色のペースト状で、キャップに塗布用刷毛が付いています。

これまでホィール固定ボルト、プラグネジ山、エギゾースト系のボルト、ブレーキ系のボルトに脱着時に順次塗布を行っていますが、高熱になる部分や脱着を何度も繰り返す部分には大変有効です。