<無線式リモートキーレスエントリー装着> 1999年9月15日
Install Remote Key Entry(Japanese Only)

 
【警告】
ドアロック、アンロック信号出力がマイナスコントロール式のキーレスエントリーのみを対象とします。
プラスコントロール方式には対応していません。注意して下さい。

本国仕様のキーレスエントリーを手に入れても日本輸入仕様車では受信機が装着されていないので動作させることができません。


【注意】
本品は99年モデルに装着したものですので、97〜98年及び2000年以降モデルと詳細で違う場合があります。

今回使用した製品は「ドアロッくん」と呼称される製品。アラーム機能を備えたものもあリます。

 


必要工具:トルクスドライバー(T-20)、マイナス型時計ドライバー等(つまり先が細く平なもの)、絶縁テープ、キーレスエントリー取付に必要なものとして説明書に記載されているもの一式。


@運転席側ドア内張りの取り外し
 


ドア取っ手内側にプラスチック製の楕円形カバーがあるので、両端に先の尖ったものを入れて取り外します。
金属製を使用する場合には傷付け防止に注意して下さい。又、このカバーの固定用ツメは大変折れ易いので取り扱いにも注意が必要です。
内部にあるトルクスボルト(T-20)を2本外します。
Remove oval plastic plate.
ドア開用取手周辺外側のカバー(取手の裏側部分ではない)を同様に外します。
ストッパーは上下に4個所プラスチックの爪があるので、その部分を隙間から時計ドライバーのマイナス等を差し込んで押し、ロックを解除して手前に引き出します。
Remove 2 screws inside. Remove plastic cover around door trim.

以上で固定類は終りです。後は内張り周囲下部のプラスチック製固定ラッチを一個所ずつ内張りを手前に強く引きロックを外して行き、全てが取れたら内張り全体を斜め上手前側に引き上げるようにして外します(内張りはウィンドゥガラス縁に上から引っかかるように着いています)。
Remove door inside trim.

A取付配線
 

ドアロックスイッチ類がある部分の裏側にあるコネクターを抜きます(ロック式なので注意)。 スイッチは裏側から上に押し出すと内張りから外すことができます。内張りは弱いので傷着けたり壊したりしないように邪魔にならない場所に保管します。

●配線は以下の通り。ドアロックスイッチ類ユニット側コネクターから出ている線に接続します(番号は全てコネクター側を表示、色はコネクターから出ているケーブルの色を表示)。
 

リモコン側+12V供給⇒C4コネクター側 No.22(下左から5番目、オレンジ色)
リモコン側アース供給⇒ C4コネクター側 No.9(上左から5番目、黒色)
リモコン側ロック信号⇒ C4コネクター側 No.14(下右端、/黒ストライプ)
リモコン側アンロック信号⇒ C4コネクター側 No.15(下右から2番目、オレンジ/黒ストライプ)

●配線は確実に行い、接続部は全てテーピングにより絶縁と防水を行います。
●リモート本体は大きさにもよりますが、DCMモジュールの隣にスペースがあるので、そこに装着が可能です。納まらない場合には配線を車内まで通すことになります。 運転席下左側の四角型プラスチックパネル(丸型のゴムはボンネットへの通線口)を取り外すと、そこがドアへ通じるダクト口です。


<アラーム機能対策について>
●C5もC4と同様にドアを閉める前にロックしてからドアを閉めると盗難防止アラームがセットされ、キー以外による解錠でアラームが動作するため、リモートによりアラーム動作ロックを行った際にリモートアンロックを行うとアラームが動作してしまう問題が起ります。
 

そこでリモートのアンロック信号をキーシリンダースイッチ信号部分(DCM側 C1赤コネクターNo.13/ライトグリーン、上左端)にも接続し、アンロック時にキーを使用した時と同じ信号(キーによりアンロックするとキーシリンダーからマイナス電位がDCMに送られる)を送ることで解消します。これによりリモートによるアラームロックをした場合に限り、リモートによるアンロックでアラームが解除されます。

但し、手動でアラーム動作ロックを行った場合には、キーレスリモコンによるアンロックはできません。又、強制的に再度ロック信号を送ってからアンロックしようとするとアラームが動作してしまうので注意が必要です(ロック信号からアラーム解除信号は出ないためです)。
本配線はあくまでもリモートによるアラーム動作ロック、アラーム解除アンロックに対応する方法です。



B付加機能について

キーレスリモコンにはロック、アンロック時に合図としてターンシグナルライトを点滅させたり、リアハッチ等の電動オープナーを動作させたりすることができる機能を備えています。

<ターンシグナルライトの点滅>

ハザードフラッシャーユニットに接続されているコネクターの「K」、「G」、「F」端子にロック・アンロック動作時に出る+12V電圧を供給すれば、ハザードが動作していない時にターンシグナルライトを全部点灯させることが出来ます。
3つの回路は全て独立してON/OFFする必要がありますので、耐圧が20A、3回路のリレーを使います。

2000年以降モデルの場合、接続回路に変更が出ているため、この配線方法は適用されません。
ハザードスイッチに接続されているラインは途中でコネクターを介している(写真の青枠)のですが、日本仕様はハザードスイッチからここまでの間の「K」ラインが配線されていないので、ハザードフラッシャーユニット側に直接配線を行う必要があります。
ハザードスイッチへのアクセスは、センターコンソールを外してオーディオシステムを取り外します。

【注意】
ターンシグナルランプの点灯用電源回路へ直接接続しても左右の回路が独立しているため、全部を動作させることができません。かと言って左右両方の回路への接続はターンシグナルライト動作に支障を来たすので、駄目です。
また、2000年以降モデルの場合、接続回路に変更が出ているため、この配線方法は適用されません。

尚、本製品にはロック時にロックしたことを表示する点滅LEDが付属しており、それを外から見やすい場所に設置すれば、ロック状態にあることを判別することができるため、ロック、アンロック動作時にターンシグナル等を点滅させる必然性は薄くなると考えます。


<リアハッチリリース>
リアハッチリリースのリモートについてはプラス制御が必要なので、リモコン側がマイナス制御の場合にはリレーを介してプラスを供給する必要があります。リモートがプラス出力の場合にはそのまま接続すればOKです。以下、マイナス出力の場合を記します。
 

フォグランプとリアハッチオープンスイッチ部分を外し(向かって左下角辺りに細いものを入れて手前に引き出します。 傷付け、破損に注意して下さい)、コネクターを抜きます。
コネクター側のNo.6(黒)のケーブルに、リレーを利用してリモートのマイナスが来た時にリレーがONになってプラスが出力されるようにした線を接続します。
+12VはNo.1(オレンジ)から得られます。リレーはDC12V用を使用します。1回路で接点容量が1Aもあれば十分です。
 リレーのコイルの「+」側に、No.1から取電した+12Vを、「−」側にリモートから出るマイナス信号をそれぞれ接続します。リレー接点の片方にNo.1の+12Vを接続し、もう一方をNo.6に接続します。
(リアハッチリリースを実際に行う信号を出すリレーはマイナスコントロールで動作していますが、ここにマイナス電位を外部から直接供給すると、BCMに悪影響を及ぼす危険性があるので避けた方が懸命です)

●リモートからリアハッチリリーススイッチまでの通線は、運転席ドア取付部裏側にドアからの通線ダクトがつながっている四角い蓋(奥の丸いほうでは無く手前の四角いプラスチックプレートの方)を外し、ドア側から針金等を使ってダクト内を通し、蓋に新しい穴を開けて通します。
●装着と配線が終ったら動作テストを行います。 動作が全てOKなら配線類を固定し、接続部は全てテープ等で絶縁と防水対策を行います。
ついでにDCMモジュールとコネクターの接続部分を接点洗浄剤(プラスチックを溶かさないものであること)で清掃しておくことを薦めます。
●ドアロック等スイッチ部にコネクターを接続し、動作チェックを行います。OKなら内張りを取り付けて完了です。  


●送信機は写真のようにキーに取り付けることができます。オリジナルのキーからキー部分だけを取り出し(勿論、ホルダー部は壊れて再使用はできません)、装着できるサイズに根元を削り、固定用のビス穴を空けら、送信機に取り付けて完成です。送信機はボタン電池1個を内蔵します。
大きい方がロック、小さい方がアンロック、アンロック状態でアンロックボタンを2秒以上押し続けるとリアハッチが開きます。

【注意】
キーレスリモコンに付属する点滅LEDは通常ごく微量の電流しか消費しませんが、一ヶ月以上駐車放置する場合等はキーレスリモコンによるロックを行わずにキー又は手動によるロックを行ってバッテリーへの負荷を軽減させたほうが無難です。
又、手動でロックした場合はアンロックもキーで行うことを忘れずに。