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<C5日誌> 「赤枠で表示されている画像は、マウスポインターを置くと別の画像が表示されます」

2006年

9月2日

第14回えびすサーキット走行会 9月1日、第14回えびすサーキット走行会を開催しました。
今回の参加台数は6台と少しばかり寂しい状況でしたが、天候は曇、外気温は24℃で、秋らしい風を感じる過ごし易い日となりました。

実は往路の高速道路で突然ミッションがおかしくなり、P0705が発生してエンジンが停止しました。これはミッションのシフトレンジを検出してPCMへ送出するスイッチの異常を示すエラーです。発生当初は油圧不足によるダメージが原因であるかと思ったのですが、そうではなく、スイッチそのものが内部で接触不良を起こしていたようです。
ジャッキアップしてスイッチへ接続されているワイヤーハーネスを点検したところ、直下のエキパイからの熱によるダメージを受けていたので、まずは絶縁と遮熱対策を施し、シフトレバーを何度か動かしてスイッチを動かしたところ復旧しました。
その後の発生は無く到着できましたが、13時ギリギリになってしまい大遅刻です(笑)。
また、左外側のドライブシャフトブーツが破れてグリスが漏れ出ており、Aアームやブレーキキャリパー裏側がグリスだらけになっていました。
応急処置をしたのでしばらくは大丈夫だと思いますが、これも交換しなければなりません。
えびすサーキットにて ミッションレンジスイッチが再度故障すると帰れなくなってしまうので当初は走行するのを止めようと思っていたのですが、スイッチ真下のエキパイにバンテージとアルミ板を使って遮熱用カバーを装着して、ちょっとだけ走ってみました(笑)。
8月16日に装着した直後からTCCソレノイドの初期不良により油圧不足のトラブルを発生していた新しいミッションは順調に稼動してくれました。
ミッションレンジスイッチも大丈夫でした。
TRANSGO社のパフォーマンスシフトキットが装着されているにもかかわらず3速ホールドをしないのは、単に同社の強化部品を使用しているだけで、はじめからその機能を設定していないからのようです。
確かにメーカーのHPで3速ホールド機能があるとは明示されていません。
しかし、私の場合は、LS-1 EDIT により速度が60km/h以上ならスロットル開度が75%以上になっても2速にシフトダウンしないようになっていますから、同じような状況です。
もっとも、私にとっては3速ホールド機能があっても「豚に真珠」ですけど(笑)。
ミッションレンジスイッチは、部品が入荷したらドライブシャフトブーツと一緒に交換することにしています。
AD-244/200Aオルタネーター 前回装着したAD-244/170Aは本庄サーキット走行直後に壊れましたから、新しい200Aも壊れるのであれば今回のえびすサーキット走行時であろうと予測していたのですが、無事稼動し続けてくれました(笑)。
プーリーが小径でもクラッチが付いているので過回転にならず、さらに巻線の変色も起っていませんから異常過熱もないようです。
さすがは200Aだけあって、冷却用電動ファンをはじめとした電装品が全てフル稼動しても、走行中は勿論のことアイドリング(725rpm)でも十分な電力を供給してくれていました。
問題無く稼動してくれたので、予備で携行していた2003年以降モデル用オルタネーターは、発電容量低下で規定電圧が出ていないことが発覚したKm氏のC5に移植しました。

実はオルタネーター固定用ボルトのネジ山も度重なる脱着の所為で駄目になってしまったことが発覚したため(笑)、残存するネジ山を10mmドリルで削り取ってからM10-100mm長の高強度ボルト(10.9)とナットで固定する方法に昨夜急遽変えました。
これでネジ山のことを気にせず安心して何回でも脱着することができます(笑)。

次回の「えびすサーキット走行会」は11月17日(金)開催です。
たくさんの皆さんからの参加申込をお待ちしております。

→続き

リア用ガーランドレーシングローター ワンオフ製作を依頼していたリア用345×32mmガーランドレーシングローターがようやく到着したので、装着を行いました。
リア用Brembo純正ローターは厚さが28mmだったので、オフセット調整のためにシムをキャリパーブラケットに挿入してありましたが、これを外すだけでピッタリと収まります。
そして、キャリパーピストンも余計に飛び出てしまうことが無くなります。
Brembo製ローターに比べてどの程度の優位性があるかは未検証ですが、同等であれば私としては十分だと思っています。

9月10日

フィンを一部撤去したエアコン用コンデンサー ラジエターへの吸気効率向上のため、直接通気が得られる部分のエアコン用コンデンサーのフィンを目抜きしてありますが、さらに向上させるためにフィンを全て取り除きました。
取り除いた面積は全体の3分の1程度に相当します。
そして、代わりに通気流入の抵抗にならない形状のフィンをアルミ板で製作して取り付けました。フィンは奥方向に長くして放熱面積を確保しています。
また、エアコンの冷却効率低下を少しでも抑制するため、コンデンサー上に設置してある電動ファンの位置を直接通気が得られない場所に移動させました。
外気温が33℃となった残暑下の一般道走行及び停止状態では問題無く冷えてくれ、水温上昇も全くありませんでしたが、これ以上外気温が高くなった時にどうなるかは判りません。
コンデンサーの放熱効率が低下すれば過熱が激しくなってエアコンの効きが悪化するだけでなく、ラジエターに熱い空気が流入して水温が上がってしまう弊害が起ります。
しかし、エアコンを使っていない時はコンデンサーの発熱はありませんから、ラジエターへの吸気効率の向上により水温上昇を抑制することができるので、サーキット走行時には効果が得られます。
効果が立証されれば、今後同様の加工を施したエリアを随時拡大して行くことにしていますが、それにより、もし来夏の猛暑下でエアコンの効きが悪化して辛くなった場合は乗るのを止めます(笑)。 →範囲の拡大

フロント用ガーランドレーシングローター 先日リアにワンオフ製作をしたガーランドレーシングローターを装着しましたが、フロントにも装着しました。
使ったのはBrembo用355×32mmで、こちらは既製品設定があります。
プロミュー製ローターに不満は無いのですが、取り合えず耐久性や性能の比較をしてみようと思ったからです。
価格はプロミューの倍になりますが、軽量でBrembo純正品より安価です。

9月27日

ドライブシャフトブーツ交換 破れて駄目になったドライブシャフトブーツの交換部品が到着したので、ミッションレンジスイッチと共にKMクラフトガレージさんで交換をしていただきました。

駄目になったブーツは左側ですが、いずれは右側も駄目になるだろうと思い、左右共に交換しました。
作業の過程でベアリングを外しますが、ボールの大きさが削れて小さくなっていることが発覚しました。
通常、10万kmは交換不要とのことですが、サーキット走行をしていると3倍の速度で磨耗が進んでしまうようです。
交換部品は内外左右一式でUS$1000程度と高額ですが、機会を見て交換することにしています。
ミッションレンジスイッチ交換 ミッションレンジスイッチはハーネスコネクターも同時交換となるため、ハーネスを途中で切断して新しいものに接続し直さねばならず、時間のかかる重作業となりました。
HKS製メタルハニカム触媒 そして、NISMO製メタルハニカム触媒をHKS製に交換しました。
NISMO製はハウジングを溶接するための耳が横方向に15mmほど出ており、左右に2個並べるとその分が干渉して装着スペースが不足してしまいます。
そこで耳の部分を曲げて半分程度にした上で、さらに左右を重ね合わせるようにして何とか装着しましたが、右側が左側の下に入り込む形になっているためズレが生じています。
若干のズレなら補正できるものの、このズレがそのままマフラー位置のズレになってしまい、左側のマフラーチップがリアバンパーに当たるようになってしまいました。
そこで、途中の接続部分でさらにズレを補正したのですが、そうすると今度は内部で段差が生じてしまい、それがかなり大きな排気抵抗を発生させてしまいました。
HKS製はNISMO製とほぼ同じ大きさですが、左右に溶接の耳が無く、干渉することなく装着ができるので、この問題を解消することがかなっています。

ちなみに、NISMO製触媒は左右共にハニカムの一部が潰れてダメージを受けていたので、偶然にもちょうど良い交換時になりました(笑)。
サーキットで加給走行を行う場合は触媒も消耗品ですね・・・。

G2コイルオーバー
ビルシュタインB46-ATAL5ショック
コイルオーバーショックのスプリングレートを昨年11月にアップして、フロント900lbs、リア850lbsになっていますが、Hypercoの日本総代理店であるヤシマエンタープライズ様にたまたま在庫があった750lbsを譲っていただけたので交換しました。
理由は、レートアップしてから何度かサーキット走行を行った結果、当初良い感じだと思っていたものが、最近は硬過ぎるのではないかと感じるようになったからです。
硬いスプリングにより車体全体が路面の凹凸状況に敏感に追従していることが良いと思っていたのですが、スプリングが柔軟に伸縮することで追従する方が車体の上下動が抑えられて姿勢変化が少なくなり、結果的に速く走れるのではないかと思い直しています。
特に凹凸が激しい状況のコースでは、スプリングが硬過ぎると時としてタイヤが宙に浮くような状態になってグリップ力が大幅に低下しますから、それを減少させることがかないます。

しかし、これについて、一つ重大な問題を解消させなければ最終的な結論が出せない事態が発覚しました。
スプリング交換時にショックを外しましたが、何とリア側のショックが2本共に縮んだまま伸びません・・・。フロント用に比べて妙に軽くなったと感じたので振ってみると、中からチャプチャプと液体が揺れている音がしました!! どうやらガスが完全に抜けてしまい、バルブシールも駄目になってしまったようです・・・。
以前から、そろそろショックをオーバーホールしなければと思っていましたが、ここまで酷い状態になっているとは想像していませんでした・・・。
フロント用もかろうじて伸びてくれるものの、これとて正しいバルビング値ではない状況です。コイルオーバーは装着場所に入れるためにショックを縮めて全長を短くしなければなりませんが、初めて装着した時はいっぱいまで縮めても直ぐに伸びてしまうため、伸びないように紐で縛り付けなければなりませんでしたが、今回は縮めてもかなり長い時間伸びきってしまうことはありませんでした。
今年に入ってからラップタイムがいっこうに上がらないのは年老いた所為ばかりでなく、昨年末にコイルスプリングをレートアップしたこと以上にショックが駄目になっていたことが原因かもしれません(笑)。
早速ショックをオーバーホールに出しましたが、その際、このような状態のショックでよく走れていたものだとショップの方に驚かれてしまいました・・・(笑)。
オーバーホールが終わって正しく機能するショックになった際には、スプリングレートに再度変更が出るかもしれません。

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