<C5日誌> |
2002年
1月 1日
新年明けましておめでとうございます。旧年中は数々の皆様からお問い合わせ等のメールをいただき、ありがとうございました。今後もC5ファンの皆様のために邁進して行きたいと思っております。
サーキットならば速度制限も対抗車も無く、コース幅一杯を使って縦横無尽に走ることが適います。 但、し一般的なスポーツ走行会では、一人当りの参加費用低減を目的に走行台数が非常に多いことと、多種多様な車と腕前の方たちが混在しているために、何かと走り難いことが多いですね。
また、可能であれば各協賛者を得て、月一回程度の定期的な催事にしていきたいと共に、ラップタイムや加速性能計測も行えるようにしたいですね。 さらには、遠方からお見えになることが適うべく、連日休暇が取れる日の設定や宿泊設備の確保も配慮し、余暇を使った情報交換の場にもして行きたいと思っています。 負担費用に対して、1時間が長いか短いかについては論議のある部分かもしれませんが、貸切であることと、走行車の性能が均一であることと、走行台数が最大でも50台であることを考慮して下さい。実際に開催されている一般スポーツ走行会も30分間以上の走行は行われていないことと、一般公道走行車の水準では、運転者の体力消耗を含め20分程度が全開走行の限界時間ですから、導入から出走、そして退去までの過程を考えても、1時間で十分ではないかと考えます。なにしろ走った後にそのまま無傷で故障無く無事帰宅していただくことが絶対必要条件です。 参加について興味のある方やお問い合わせ、並びに開催にあたって何らかの賛助をいただける皆様は、是非メールをお願いします。 また参加希望のご連絡をいただいた方には、開催日及び詳細について決まり次第、直接メール連絡をさせていただきます。 |
1月 3日
B2578とB2583のエラーが依然発生します。これはウィンカーに同期してメーター内のシグナルモニターライトを点灯させるための回路に異常があることを示しています。エラー発生の要因は、ウィンカーレバーにより接続されて流れるプラス電位がモニターランプ動作用のリレー入力に対して5秒間以上規定電圧を下回った場合となります。これがいつ発生していたのか、走行中に感知したことは一度も無いのですが、ジェネレーターの発生電圧がエアコンや電動ファンの動作開始時に一瞬低下した際に、フラッシャーの点滅間隔に変化が起こっていることだけは確かです。この微妙な電流変化が本エラー発生の要因であるとするならば、次のことが考えられます。
その結果、エラー発生は全く無く、セレクタースイッチの操作に対しても実際の動作はありませんが、選択されたポジションに相当する抵抗値の変化が起こらなくても、ESCモジュールにエラー発生を通知することはありません。約2週間後にコイルオーバーショックが到着する予定なので、このアダプターを使用して装着を実施します。コイルオーバーサスペンションには、ショックの硬さとスプリングのレートの違いにより、レース仕様とパフォーマンスハンドリング仕様があったのだが、一般公道の走行性を考慮し、今回はパフォーマンスハンドリング仕様にしました。 試験走行中に、F45が車両の速度やステアリング角度、さらには前後左右の傾きを計測するポジションセンサーからのデータにより、ショックの硬さを細かく制御していたことが判りました。つまり、F45は、車両の動向に対応して、姿勢を前後左右共に可能な限り水平を保つべく調整していることが、コンフォータブルなドライブを実現するために大きく貢献していると言うことです。 簡単に判断できる部分としては、急制動、急発進時があげられます。通常車両は停止直前に大きくノーズダウンし、急発進する時にはノーズアップしますが、F45の機能により制御されている場合には、その度合いが小さくなります。 コーナリング時にどの程度貢献しているかについては、強化スウェイバーが装着されてしまっているので、顕著な変化は感じられなかったのですが、純正のままであれば、かなりの違いが察知できたことでしょう。安全性と安定性を確保する上で、F45の機能は大変優れたものであることが実証されました。 その上で尚、コイルオーバーショックへの交換メリットは、やはり絶対限界値になります。一般道の通常走行においては、誰もが一定水準以上の安定性とコーナリング性能を得るためにF45は大きく貢献しますが、水準を上回るパフォーマンスを得る上では、通常走行時の挙動をある程度犠牲にしても、コイルオーバーサスペンションの装着が望まれると考えます。実際、装着によりどの程度パフォーマンスの向上が得られるかについては、今後の装着レポートに委ねると共に、装着完了時には、アダプターの構造を含め、全内容を公開します。 ちなみに装着完了後の最終テストは、山道とサーキットの走行になるので、天候面での問題から、最終報告は3月中旬以降になる予定です。 |
1月 8日
1月 9日
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1月10日
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1月11日
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1月12日
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1月13日
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1月14日
今回も同様の手段で作成することになるのかと思うと少々億劫です。 それにしても、もし将来、本製品に使用されているブッシュが不幸にも壊れてしまったとすると、一般公道走行を目的とした車両への装着と使用が薦められないことになってしまいます。確かに製品の使用目的がロードレースである以上、一般車両よりも遥かに軽量で、走行絶対時間も極端に短いレース仕様車以外への装着と使用は、想定されていないが故の問題点として納得せざるを得ないのかもしれませんが、壊れた場合には早急に問い合わせをするつもりです。その際、同様の解答が製造元から返ってきたとしたら、私としては、たとえ解消策があっても本品の装着についての問題点を広く一般に告知しなければなりません。
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1月15日
Xtreme社から返事が来ました。Z06用適合品として用意された10.5Jがリア装着できるのは予想通りで、さらにフロントについても9.5Jに265/35/18サイズのタイヤを装着すればOKとのことです。前回別の会社への問い合わせをしたときと同様に、アメリカではフロントに18インチを装着することが流行っているようで、かなり薦められました。今般、シルバーペイント品又は無塗装品が頼めるかどうかを問い合わせました。 ちなみに価格は、フロント(18-9.5J)がUS$309.、リア(18-10.5)がUS$359.。シルバーペイントタイプを頼むことができれば、現在リア用に装着しているものに新しいサイズのタイヤを履かせてフロントに装着できるので、リア用だけを2本購入すれば良いことになります。
これから季節柄、雪や凍結の問題で益々走行する場所が少なくなって行くと共に、1月下旬から2月一杯は多忙で出張も続くため、やはり当初の予想通り最終報告は3月の声を聞いてからということになりそうです。 |
1月16日
サーキット走行会に参加する際は、経験のある方はご存知だと思うが、まずは有効な普通運転免許を持ち、ヘルメット、グラブ、適合する靴、長袖、長ズボン(できればレーシングスーツ。いわゆる”つなぎ”)は絶対条件です。ヘルメットとグラブはレンタル品がサーキット側で用意されています(但し有償)。コンバーチブルについては転倒時の安全対策が必要になるので、ロールバー装着が条件となります。ロールバーはそれほど安価なアイテムではありませんが、オープン時の安全対策として効果が大きいので、これを機会に装着されるのも一考では。 走行にあたって誓約書の提出が必要です。貸切による単独開催にあたってA級ライセンスの所有は必要ありませんが、講習の受講が義務付けられてしまう可能性があるかもしれません。頻繁に走りたいのであれば、TRMS-S会員になって(入会金\37,000.)開催される走行会に参加できる(1回20分\6,000.)し、受講の必要性も無くなります。本会員向けの走行会は平日が狙い目です。休日開催もありますが、かなり混雑しているようです。またA級ライセンス取得コースもあります。 そう言えば、自分のA級ライセンスの更新を1992年以降していなかったことに気が付いたのですが、資格失効してしまいました。A級ライセンスを保持するためには所属クラブを設定する必要があり、私の場合、富士スピードウェイ(FISCO)だったのですが、走行するにあたっての規制が厳しいこともあってC5になってからは全く参加しておらず、さらにトヨタに買収されてしまった以降、何故か更新案内も来なくなってしまった(もしかしたら更新前年度に一回だけ来たのかもしれないが…)こともあり、こちらもすっかり更新するのを忘れていました!! 更新にあたっては、JAFとFISCO双方に1万円前後の費用が必要であったと記憶していますが、もはや競技に出るわけでは無いので、不要と言えばその通り…。故に失効していた場合には、TRMS-S会員になるだけにとどめます。 |
1月17日
ランフラットタイヤを装着していない限り、僅かなタイヤの空気圧の変化を常時モニターする必要性は然程無いし、昨年各メーカーからランフラットタイヤを装着した同じシステムが登場したことや、ランフラットタイヤが今後標準装着されて行くことを見ると、間もなく国内でも電波法の枠内に収まる機器が発売されることを期待したいですね。 |
1月19日
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1月20日
フロント18インチ化のために資料収集をしていた過程で、各モデル用ホィールのデータが分かりました。但し、これらは全て社外品レプリカです。いずれもクローム仕上げタイプがあります。但し、重さについては少々懐疑点があります。
2004年登場予定のC6についての情報を少々。予想イラスト図もあるのですが、著作権管理が厳しいので残念ながらここでの公開は出来ません。またこれらの情報についてはあくまでも予測であって確実性のあるもので無いことを付け加えておきます。 @外観デザイン:全体のコンセプトとしてはC5の延長線上にある。目立った部分としてはヘッドライトがリトラクタブルではなく埋め込みになったことと、フロントスポイラーのデザインがフェラーリみたいになっていた。 Aシャーシ:キャデラックとの共通コンポーネントを増やす意味でシャーシベースは同じで前後長を縮めたものとなりホィールベースがさらに伸びる。 Bエンジン:LS-6の延長線上となるが、OHVながらツインカムとなり、420PS辺りが目標らしい。 Cサスペンション:キャデラックと共通シャーシとなることで、とうとうと言うかようやくと言うかWウィッシュボーン&コイルスプリング方式になるかもしれない。もっともC5-Rにはコイルオーバーが装着されているので、ノウハウは十分にあるのだろう。また、ショックアブソーバーが完全な電子制御方式となるらしい。 Dライト類:ヘッドライトはリトラクタブルを止めると共にHIDのツインプロジェクターライトになる。リアのコンビネーションライトはC5とほぼ同じ感じの丸型4灯式。キャデラックで採用されたナイトビジョンも装備されるもよう。 Eマフラー:チタン製のPRT方式で、イラストによるとチップが三角形のスピードウェイタイプになっていた。 Fホィール&タイヤ:Z06と同様にフロント17-9.5Jに265タイヤ、リア18-10.5Jに295タイヤを想定していた。パワーを考えると物理的に装着が可能であるかどうかは別にしても、フロントはブレーキ強化のため18インチに、リアは19インチに315-335サイズが必要になると思うのだが。 直接ご覧になりたい方は、こちらからどうぞ。→http://www.motortrend.com/sept00/c6vette/1.html
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1月21日
本HPを当初からご覧いただいている方は、1年程前まで原因不明のコラムロック故障で悩まされていたことを知っていると思います。 もうご存知の諸兄も多いでしょうが、本日ヤナセからコラムロック制御リレー及びモーター部分のリコール書面が届きました。 つまり、私を始め、同様の故障に悩まされていた方々にとっては朗報(少々遅過ぎますが・・・)と言えます。 根本的な構成部品の問題があったのだから、いくらあれこれと原因を追求しても無駄であったと思うと少々あきれます。おそらくヤナセのメカニック氏も同じことを思っているのではないでしょうか。 ヤナセへの問い合わせによると、可能な限り早い時期に対策品との交換をするように薦められたので、ちょうと2月12日から2週間出張となるので、その間にホィールアライメント作業依頼を含めてドック入りさせる予定です。 |
1月25日
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1月27日
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1月28日
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1月30日
TEIN社製ピロアッパーマウントも数日中に到着することになりました。どちらが装着するにあたって加工面で簡単であるかを検証した上で、簡単な方から装着をしてみます。両者共に装着対象車は同じなので、加工面での問題は同様程度であると想像していますが、ストラットマウントの方が先に到着するので、そちらから装着ということになるでしょう。 |
1月31日
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