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2003年

11月2日

今年も早や11月を迎え、残すところ2ヶ月となりました。
これからますます寒くなってくると共に日も短くなり、年寄りにとって車イジリが厳しくなってきます。そして、松茸の土瓶蒸しが終わりを告げると次はフグの季節到来ですね。
走行会に参加していただいているM氏がC5-R用ノンポップアップヘッドライトを装着された。なかなかの壮観です。またBremboブレーキも装着されたので、那須での活躍が期待されます。

本年度最後のグリップ走行となる那須走行会に備えて、エンジンオイル・フィルターとデフオイルを交換しました。
エンジンオイルはMobil1のRF(ラリーフォーミュラー)、フィルターはFRAM PH3429(大容量タイプ)、デフオイルはREDLINEの75W140NSです。
オイル交換及びデフオイル交換についてはこちらを。
また7月に充填した+5℃以上での使用限定で耐用期間が6ヶ月の競技用クーラントを交換しました。
今回使用したのはBILLIONのCOOLWATER。見た目に鮮やかなライトブルー色で、一般的なLLCに比べて独特の臭いがあまりありませんでした。
他のLLCとの混合を禁止しており、薄めず原液のまま使用するタイプであるため、交換時に水道水によるフラッシングを行いました。今日は外気温が23℃くらいまで上昇して暖かい日となりましたが、エア抜き作業中のアイドリング時の感触ではクーリング能力が高く、なかなか良さそうな感じがしています。勿論、アルミのエンジンやラジエター対応品です。

11月6日

大盛況!!・・・・
11月14日開催の第6回那須走行会は大盛況となり、18台がエントリーされました。
これまでは最大でも10台でしたからピットも各車が専有出来ましたが、今回は参加車両台数がピット数を上回っているので、2台で一つを共有していただくことになります。
参加される皆さんには不便をお掛けしてしまいますが、譲り合いをよろしくお願いします。

11月16日

11月14日(金)、第6回那須モータースポーツランド走行会を開催しました。
天気、気温共に最高のコンディション下、全19台の参加で大いに盛り上がりました。
二つのグループに分け、走行枠を設けての実施でしたが、混乱も無くスムースに進めることが出来たと思っています。
来年も可能な限り多くの走行会を開催したいと思っておりますので、皆さん是非またご参加下さい。

18台の参加をいただくと、さすがに主催者として走りほげているわけには行かないので、20分毎のグループ単位の走行開始・終了案内や、タイムアタック時の時差出走合図を出したりしていました。でも、せっかくおニューのピレリコルサを試したくなり、僅か6周ですがコースが空いた合間をぬって走ることが適いました。
このタイヤ、とっても良いです!! 今回装着したサイズは265/35/18と315/30/18。サイズ、全体のバランス、パフォーマンスのどれを見ても、これまで使用してきたどのタイヤよりもコルベットに合っていると感じました。価格面でもそれほど大きな差異はありません。特に労せず平静に走る感じでも、結構頑張って攻めまくった255/35/18と275/35/18のRE-01より2秒、265/35/18と285/30/18のA048より1秒以上ラップタイムが速く、ラージキャンバーの効果と相俟って49秒台へ。走行を終えてラップタイムを見て驚いてしまいました。ただ腕前の向上では無くタイヤのお陰であるのが少々悲しいところですが・・・
クレーンのロッカーアームを装着してから初のサーキット走行ででしたが、リアタイヤの直径が大きくなり、前後共に幅も太くなっていたにもかかわらず、ストレートでそれまでよりも10m程度手前で2速がレブリミットへ達していたことを見ると、気温の優位性があるものの、確実にパワーアップしているようだ。
またレートダウンしたコイルによるLGモータースポーツのコイルオーバーサスペンションラージキャンバーの効果(Mariusu師匠のHPリンク、2003年11月17日の日記を見て下さい)は凄まじく、コーナーの絶対速度向上と共に立ち上がりにおける接地力が素晴らしい!! 次回はより的確なアライメント調整を行い、48秒台を狙いたいと思っております。

11月16日(日)、大磯ロングビーチで開催されたコルベット生誕50周年記念イベントに参加してきました。C1からC5まで150台以上が集い、日頃走行会でお会いする皆さんをはじめとして、沢山の方とワイワイやって来ました。実は私もちょうど今月コルベットと同じ歳になりました。

11月20日

2004年のデトロイトモーターショウでプロトタイプのデビューが予定されているC6の最新情報です。
現在コルベットを生産している工場も今年の12月1日から来年4月22日までC6生産用ラインへの交換作業のために立ち入り見学が停止されます。
デザインはほぼこの写真で確定です。ノンポップアップヘッドライトにHIDが組み合わされます。
シャーシはキャデラックXLRと共用でホィールベースがC5より1.2インチ長くなりますが、ボディそのものの全長は短くなり、オーバーハングは減少します。写真で見ても確かにフロントタイヤの前側とリアタイアの後側が短く感じます。
またフレーム長が延びたことで若干の重量増となりますが、アルミ、カーボン、マグネシュームを多用することで、ほぼ現行C5と同重量に仕上がっています。
ボディはこれまで通りFRP製が基本ですが、カーボン製の部分(例えばボンネット)もあるとのこと。
エンジンは現行LS-1の改良版OHV6リッターで、400〜415HPを発生。オプションで450HP仕様も選べるかもしれません。また一説によると、6〜6.3リッター、24バルブの450〜500HPバージョンが2007年頃に出るとも・・・。さらに「Super Vette」と呼ばれるモデルにはV12エンジンが搭載されると言う噂もあります。
マフラーは勿論チタン製。次世代のライドコントロール付ショックアブソーバーがトラクションコントロール、ABSと共に標準装備されるようですが、スプリングは相変わらず横置きリーフになる可能性が高いそうです。
内装面では、CDチェンジャーと9スピーカーのオーディオシステムに、インダッシュタッチパネル式ディスプレイを使ったナビゲーションシステムが組み合わされます(勿論、オプションですが)。またこちらもオプションですがシートヒーターも採用されるとのことです。
車内の絶対容積はボディ長が短くなることで、C5よりも若干狭くなるかもしれません。
ホィールとタイヤのサイズについての情報はありませんが、パワーを考えると18〜19インチの265と315辺りになる可能性が濃厚ですね。
ショウルームの展示開始が2004年9月頃で、デリバリーの開始は2005年からになるとのことです。年間生産量は35000台程度で、アメリカ国内向けとして32000〜33000台が供与されます。日本向けは欧州向けと同様に専用仕様となる可能性が高いので本国よりやや遅れての発売となり、当初は年間200台程度になるでしょう。肝心のお値段ですが、ベースモデルはほぼ現行と同額程度に抑えられるようですが、これはオーディオもナビもエアコンも着いていないモデルなので、各種オプションの装着によりUS$60,000.を越え、最高価格はUS$100,000.に達するかもしれません。従って日本国内価格は最低でも700万円以上になってしまいますね。それでも1997年にC5が発売された時と同様に発売前から予約を入れても半年待ち以上になるのでしょうか。

11月28日

C6情報第二弾!!
ご近所のT氏より寄せられた情報です。
キャリアカーに剥き出しで積載搬送するなんて、なんておおらかな国なんでしょう。たぶん展示用のプロトタイプだと思いますが、このまま直ぐにでも走れそうな感じに見えます。

11月30日

那須でSタイヤ並のグリップを発揮したピレリコルサで豪雨の峠道と高速道路を走ってみました。そして法定速度の範囲であれば全く問題無く走れることが判りました。ただでさえ太いタイヤは雨天路でのグリップが悪くなることを考えれば立派なものですね。

ちょっとしたミスでルームランプの回路をショートさせてしまい、フューズが溶断しました。
早速交換しようと車両に付属している99年式用取扱説明書を見たのですが、いくら探しても該当するヒューズが有りません!! 
そこでサービスマニュアルの回路図を見たところ、助手席足元にあるフューズボックス内の29であることが判明しました。しかし説明書には「自己診断」と記載されていました!! 単なるミスプリントであると思いたいですが・・・。