ようやくブレーキ&ウィンカーライトLED化が完成し、耐久テストを続けているのですが、やはりブレーキ用レギュレーターの発熱が大きく、密閉されたハウジング内では、効率的な放熱効果が得られないことから、ヒートシンク(放熱板)にアルミ板を取り付けて、さらに放熱効果を高めました。規格では125℃までレギュレーター本体が動作に支障を来たすことはありませんが、周辺の他機器類へ及ぼす影響を考慮しました。
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抵抗によるもの、定電流ダイオードによるもの、さらにレギュレータートランジスターによるものをそれぞれ製作して試してみました。
結果としては、製作の容易性、コスト面では抵抗による方式に勝るものはありませんが、定電流ダイオードについては、点灯の照度と安定性を確保する上ではLED
2個に対して一個の使用が望ましいため、コスト面だけを考えればレギュレーターの方が安価になります。総計48個のLEDに対して28本のダイオードは、1本80円でもコストとして2140円となりますが、レギュレーターなら1個220円にヒートシンク80円が加算されても、3個で900円で済みます。絶対コストとしての差異は些少ですが、安価な上、電流安定性面では最も優れた方法であることを考えれば、使用の価値は十分にあると考えます。但し、本体の発熱と言う部分においては、密閉されたライトハウジング内に限れば、その優位性はやや色あせてしまうのかもしれませんが・・・。 |
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