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<C5日誌>「赤枠で表示されている画像は、マウスポインターを置くと別の画像が表示されます」

2007年

12月2日

1日の午後に東京を出て2日の午後に戻ってくると言う少しばかり厳しい日程で自宅へ帰ってきました。
11月29日に完成した小仏トンネル手前の上り坂登坂車線が功を奏したのか、それとも単に通行時間帯が良かったのか分かりませんが、今回は往復共に渋滞に巻き込まれることはありませんでした。

12月下旬に山手通り地下を通る首都高速中央環状新宿線が開通すると、工事と相俟って何時も渋滞している山手通りをパスしてそのまま新宿線に入ることができます。
山手通りも工事が終わればそれなりに円滑に流れるようになって今よりは条件が好転するかもしれませんが、一応高速道路ですから(笑)、渋滞さえ起こらなければ、山手通りを走るよりは早いはずです。
幸い出入口が直ぐそばにあるので、一挙に20分以上短縮されることになるだろうと期待しています。
補助タンク 厳しい日程にもかかわらず帰宅したのは理由があります。
もちろん車いじりのためです(笑)。
来週末は仕事の都合で帰宅できないのですが、16日にFSWを走行する予定ですから、その前にどうしても終わらせておきたい作業がありました。
内容はここでわざわざ報告するほどのものではありませんが・・・(笑)。

大量のエアを消費するツールを使うとエア圧が不足してトルクが低下してしまう場合があります。
使っているコンプレッサーの容量が小さい(つまり安物・・・笑)のが原因で、ポンプが一生懸命に稼働しても圧力低下を補うことができません。
そこで、補助タンクを装着しました。
絶対的な圧力を上げることはかないませんが、エア圧が減少してツールの勢いが低下してしまうまでの時間が長くなってくれたので、私が行う程度の作業内容ならこれで十分です。

12月17日

初雪
FSW
FSW
12月16日、アドバンスオートさんのFSW走行会に参加してきました。
今年は予定がうまく噛み合わなかったため、最初で最後の参加となりました。
FSWは一年余ぶりですし、さらに9月以降サーキット走行は一度もしていませんから、それなりにリキが入ります。
前日にエンジン回り、下回りのチェックを行い、Sタイヤに履き替えました。
デフ交換作業でメンバー脱着を行っていますからリアのアライメントが少々狂っていると思いますが、こちらは調整を行う時間が取れなかったためそのままです。
準備万端整えて早めに就寝しました。
ところが・・・・なんと、朝起きてみると自宅周辺は雪!!
今回も参加不能となってしまうのかとガックリしたのですが、幸い午前9時頃までに止み、その後太陽が顔を出して強い日差しが降り注いでくれました。
周辺の道路上にはまだ積雪が残っているのですが、意を決して出発しました。
上昇した気温と強い日差しが積雪を直ぐに溶かしてくれたようで、予想していたよりは路面の雪は少なく、北側斜面の一部に2〜3cmほどあるだけだった(それでもSタイヤですからヒヤヒヤものでしたが・・・笑)ので、何とか無事高速道路入口までたどり着けました。
幸い高速道路の混雑も一切無く、普通に走って1時間半ほどで到着、集合時間にギリギリ間に合いました。

9月以降自主開催走行会を行うことができなかったので、サーキットを走行するのも、お馴染みの皆さんとお会いするのも久し振りです。
外気温9℃の快晴となった午後1〜2時の間、何らトラブルも無く走行を終了できました。
原因が特定できずに懸念されていた高回転域における息つき症状は一切起こらなかったので、取り合えず一安心です。
外気温が低い高速サーキットの恩恵により、水温94℃、油温102℃を維持していましたが、ATF温度が115℃に達してしまいました。
限界までまだ余裕はあるものの、水温油温の水準を考えるともう少し低く抑えておく必要がありますから、新たな冷却能力向上対策を考えねばなりません。
これからしばらくの間は冬眠期間となりますから、ゆっくり時間をかけて対処して行こうと思います。

OS技研スーパーロックL.S.D.装着後初のサーキット走行ですが、コーナーでリアがブレークしながらもグイグイと前に進めることができて少々驚きました。
これなら、あらゆるサーキットにおいてコーナーアウトのタイムアップがかなうと思います。
もちろん、一般道走行における問題は全くありませんから、少々お値段が高いのですが、大変お薦めのアイテムです。
ちなみにデフオイル温度は走行終了時に85℃でした。

ファイナルを3.42から3.15に戻したことは、予想通りプラスに寄与しました。
特に顕著な効果があったのはコーナーアウトです。
3.42の時はスロットルを少しでも空け過ぎると直ぐにリアがブレークしてしまうため、極めて敏感なスロットルワークを求められていましたが、3.15では瞬間的なパワーがかかり過ぎてしまうことを抑制できるので、少しばかり乱暴にスロットルを開けても大きくスピンしてしまうことが少なくなりました。これはOS技研LSDの恩恵もかなりあるかもしれません。
ストレートの最高速は若干低下したものの、最終コーナーの立ち上がり速度が上がってくれたことにより僅かな差異(3km/h位)でした。
おそらく「えびす東コース」なら、むしろ最高速がアップしてくれることでしょう。
高速コーナーにおける安定性も高くなっていると感じましたから、もう少し慣れてくればさらに速く走れるようになると思います。

ラップタイムは今回LAP SHOT2のマグネットセンサーを使って自前の計測を行いました。
常連の速い皆さんが周囲から消え去った時を狙って(笑)、そこそこ頑張った走りをしたところ、2分6秒16のベストラップが記録され前回より5秒短縮できましたが、6秒台はたった1度だけで、これ以外は7〜9秒台ばかりでした・・・(笑)。
腕前と体力は下り坂の一方ですが(笑)、外気温が低いことでパワーアップしていること、温度管理が順当であったこと、3.15のファイナルが適切であったこと、さらにOS技研L.S.D.が大きな効果を発揮してくれたことの相乗効果が要因になっていると思います。

オメガ製デフオイル OS技研では装着後最初の500〜1000km程度の走行で初回のオイル交換を推奨しています。
現在400kmほどですがサーキット走行をしましたから交換することにしました。
専用オイルは予めアドバンスオートさんにお願いをしてFSWに持って来ていただいたもので、今回はお薦めのオメガ製を使いました。
冬季で気温が低くなっている上、超高粘度のオイルですから、少しでも排出をスムースに進ませるため、帰宅直後の油温がまだ高い内(55℃)に行うことにしました。
デフオイルクーラーの配管を外し、注油口からコンプレッサーエアも送ったのですが、それでもなかなかスムースに排出させることができません。
そこで、デフオイルクーラー用の電動ポンプを強制稼働させて吸い出すことにしました。
この方法であれば1分間以内に全排出を完了させることがかないます。
そして、注入についても給油用手動ポンプではスムースに吸い上げることもデフ内に入れることもできませんでしたので、排出時と同様にオイルを十分温めてからデフオイルクーラー用電動ポンプを強制稼働させて注入しました。
配管途中のT型ジョイントと排出注入時に使った10ANフィッティングが着いたホースはデフオイルクーラー装着時にオイル交換時のために予め用意してあったものなのですが、今回ようやく役に立ちました(笑)。 →接続図(PDFファイル)

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