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特定の条件がそろうと燃料カットが働いたような息つき症状が発生する事態を解消させるべく、フュールインジェクターの交換をはじめ、いくつかの対策を施しましたが、それでも帰宅途中の高速道路巡航中に似たような問題が起こってしまいました。
4速巡航中に2000rpmを越える辺りから息つきを起こすのですが、何故か2、3速では起こりません。また、燃圧低下は無く、ノックセンサーやO2センサーの異常もありませんでしたが、今回P0174が「C」で発生していました。
自宅到着後、早速整備マニュアルを見たところ、他のエラーが同時発生していない場合はバキューム漏れが原因である可能性が高いことが記載されていました。そこで該当する部分を検証したところ、エアインテークとPCVバルブを接続する樹脂製ホースのジョイント部分のロック機構が駄目になっていてホースが抜けかかっている状態であることが発覚しました。また、内部のシール材もほぼ無い状態になっていました。
この部分は過去一度も交換点検を行った記憶がありませんので、そろそろ寿命を迎えていたとしても不思議はありません。今回は同じ部品が手元に無いこともあって、市販の耐熱性が高いバキューム用ホースで代用しました。
燃料系が原因であると思っていた息つき症状は、もしかするとこの部分のバキューム漏れも原因の一端であったかもしれません。熱を持ってくるとロック機構がさらに緩慢になって、漏れが盛大に起こってしまっていたことは確かです。
これにより症状が改善されたかどうかは未検証ですが、エラー発生は無くなりました。 |