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<C5日誌>「赤枠で表示されている画像は、マウスポインターを置くと別の画像が表示されます」

2007年

9月9日

只今2柱リフト設置待ちです(笑)。

フュールパルスダンプナー
フュールパルスダンプナー
燃圧計


フュールパルスダンプナー(Fuel Pulse Dampener)の交換を行いました。
燃料ホースのフュールレールへの入口に装着されており、98年式まではフュールプレッシャーレギュレーターがこの場所に装着されていましたが、99年式以降はフュールフィルターに内蔵されたことで、代わりに装着されているものです。
空いた穴を埋めるためだけなら、わざわざこのようなものを着けることはありませんから、何らかの必然性があるのでしょう。
固定用スナップリングを外すだけで直ぐに交換ができます。
知り及んでいるアメリカのパーツショップのどこを探しても単体での取り扱いが無かったため、Web検索でさんざん探してようやく日本への発送取扱をしてくれるところを見つけました。
BUY-OEM-PARts.com

国内手配を行う場合、不要なフュールレールと一体でしか入手できないらしく、在庫が無いばかりか価格も8万円以上!!!!とのことです。
部品単体販売価格はUS$50程度で、アメリカからの運賃を含めてもUS$100程度で入手できました。
こんな小さく軽いもののために6千円の運賃は少々もったいない気持ちもありますが、国内手配をするよりは遥かに安価です。
ショップの対応も良好で、Web上で注文を行ってから2日以内にFedExで出荷され、5日後には手元に到着しています。
コルベット用GM純正パーツを豊富に取り扱っているので、今後は懇意にしようと思っています(笑)。

製品そのものはドイツ製で、GM製エンジン以外にも数多く装着されているようですから、コルベット専用としてよりも他車用で探した方が見付かり易いかもしれません。
機能としては燃圧の脈流を整えるもののようで、色々なエンジンに装着されています。
これが正しく動作しないと燃圧が低下する症状が出ることも考えられるとのことですから、正に今回の原因に当てはまります。
フォーラム上には、基準より高い燃圧をかける場合はバイパスした方が良いと言う意見もありました。
バキュームをつなぐわけでも電力を使うわけでもなく、構造的に機械式動作のようですから、過熱で早期に寿命を迎えてしまうことも十分に考えられます。







装着後燃圧表示が高くなって、アイドリング時で76〜79psi、エンジン回転数が1500rpm以上又は加給時には86〜89psiなりましたから、燃圧低下はこれが原因である可能性が濃厚になっています。

残された交換部品はフュールフィルターと燃料ポンプになります。

インラインブロワーファン ATFクーラー用インラインブロワーファンを 76mm径から101mm径に交換しました。
風量は1.5倍ほどになります。
エアインテーク部分からの吸気が強くなり、首にかけているタオルが吸い込まれるほどになりました。
今までの状態でも油温上昇とほぼ同等の推移をしていますが、油温に比べてクーリング時の温度低下時間が長くかかっているので、走行風が少ない時の冷却能力を高めるために吸気量向上対策を行ったと言うわけです。

次回は排出効率の向上対策として、クーラーコアの装着位置を変更する予定です。

9月16日

BISHAMON OSP25 低床用アダプター付2柱リフト
2柱リフト設置
2柱リフト設置




15日、完成間近の自宅ガレージに2柱リフトが設置されました。
製品は"Bishamon"ブランドで著名なスギヤス社製OSP25で、オプションの低床車用アダプターを装着しています。
アダプターは90〜140mmの範囲で上下に動かすことができるので、車高が純正状態より5cmは低い私のC5もジャッキアップせずにアームをセットすることができます。
また、アームの前後長が異なっており前側が短くなっているので、前進進入にすれば支柱をガレージの奥側に設置することがかないます。
もう一台別の車が隣に入りますが、この位置であれば全長が5mあっても支柱がドア開閉の邪魔をすることはありません。
さらに、全ての動作を電動モーターと油圧ポンプにより行うためコンプレッサーエアの供給が不要で、電源(200V/15A)を供給するだけで稼働するのも便利です。







午前9時頃から設置が始まり、地元近郊にある販売代理店の方3名により、昼休みを含めて4時間ほどで完了しました。

クレーン付トラックでガレージ内に入り作業を行うのですが、ガレージの天井が奥へ行くに従って傾斜しているため、奥の方はクレーンを動作させるスペースが不足します。
そこで、クレーンの作業を入口近辺だけで行うために、コロ用の鉄パイプの上にベースを載せて片側の支柱を取り付け、奥に移動させてからもう一方を取り付けました。

支柱取付が終わったら設置予定場所へ移動して、油圧ジャッキで持ち上げてコロ用パイプを抜きます。
実際にC5を入れて最終位置が確定したら、基準器を使って水平垂直の調整を行い、フロアーのコンクリート面にアンカーを打ってベース部分を固定します。
ガレージ床面のコンクリートは、2柱リフト設置を前提に強度を高めた15cm厚にしてありますが、アンカーを打った際、業者の方から一般居住用のガレージでこれほど硬いコンクリートはなかなか無いと誉めていただけました(笑)。

アームを装着して左右連動用のチェーンを取り付けたら電源(200V/15A)を接続して完了です。

設置後早速使ってみましたが、僅かなクリアランスにせよ低床用アダプターを着けたアームはジャッキアップすることなく見事に入りました。
最大リフト高である1800mmまで上げても天井下部まで20cmほどの余裕がありますから、ボンネットを開けたままにさえしなければ、上げ過ぎて衝突してしまうこともありません。

代理店の方は車が大好きなようで、設置工事中も何度かサーキット走行の話題で作業が中断してしまったほどです(笑)。
また、内装や電気の工事をしている業者の方の中にも車好きが何人も居たので、いつの間にか皆さんガレージ周辺に集まり、ワイワイと楽しい時間を過ごすことができました。

22日に住居部分が全て完成して引渡となる予定です。

再塗装したATFクーラーエアインテークカバー ATFクーラー用エアーインテークダクトカバーを再塗装しました。
GM純正カラーコード41(ブラック)に調合された塗装スプレーが入手できたからです。
塗装用のスプレー缶は航空便で配送することができませんので、国内の指定色を調合してスプレー缶に詰めてもらえるところで手配をしました。
今回はクリア塗装も行ってコンパウンド仕上げをしましたから、ボディと同色になったばかりでなく光沢が出て、ヘタクソな塗装のわりには見栄えがそこそこ良くなっています(笑)。

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