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15日、完成間近の自宅ガレージに2柱リフトが設置されました。
製品は"Bishamon"ブランドで著名なスギヤス社製OSP25で、オプションの低床車用アダプターを装着しています。
アダプターは90〜140mmの範囲で上下に動かすことができるので、車高が純正状態より5cmは低い私のC5もジャッキアップせずにアームをセットすることができます。
また、アームの前後長が異なっており前側が短くなっているので、前進進入にすれば支柱をガレージの奥側に設置することがかないます。
もう一台別の車が隣に入りますが、この位置であれば全長が5mあっても支柱がドア開閉の邪魔をすることはありません。
さらに、全ての動作を電動モーターと油圧ポンプにより行うためコンプレッサーエアの供給が不要で、電源(200V/15A)を供給するだけで稼働するのも便利です。
午前9時頃から設置が始まり、地元近郊にある販売代理店の方3名により、昼休みを含めて4時間ほどで完了しました。
クレーン付トラックでガレージ内に入り作業を行うのですが、ガレージの天井が奥へ行くに従って傾斜しているため、奥の方はクレーンを動作させるスペースが不足します。
そこで、クレーンの作業を入口近辺だけで行うために、コロ用の鉄パイプの上にベースを載せて片側の支柱を取り付け、奥に移動させてからもう一方を取り付けました。
支柱取付が終わったら設置予定場所へ移動して、油圧ジャッキで持ち上げてコロ用パイプを抜きます。
実際にC5を入れて最終位置が確定したら、基準器を使って水平垂直の調整を行い、フロアーのコンクリート面にアンカーを打ってベース部分を固定します。
ガレージ床面のコンクリートは、2柱リフト設置を前提に強度を高めた15cm厚にしてありますが、アンカーを打った際、業者の方から一般居住用のガレージでこれほど硬いコンクリートはなかなか無いと誉めていただけました(笑)。
アームを装着して左右連動用のチェーンを取り付けたら電源(200V/15A)を接続して完了です。
設置後早速使ってみましたが、僅かなクリアランスにせよ低床用アダプターを着けたアームはジャッキアップすることなく見事に入りました。
最大リフト高である1800mmまで上げても天井下部まで20cmほどの余裕がありますから、ボンネットを開けたままにさえしなければ、上げ過ぎて衝突してしまうこともありません。
代理店の方は車が大好きなようで、設置工事中も何度かサーキット走行の話題で作業が中断してしまったほどです(笑)。
また、内装や電気の工事をしている業者の方の中にも車好きが何人も居たので、いつの間にか皆さんガレージ周辺に集まり、ワイワイと楽しい時間を過ごすことができました。
22日に住居部分が全て完成して引渡となる予定です。 |