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<C5日誌>「赤枠で表示されている画像は、マウスポインターを置くと別の画像が表示されます」

2007年

6月3日

浸水を起こしたLEDテール 先日雨天下で開催した第16回えびすサーキット走行会翌日の帰路で後方から追走していたNh氏からの連絡で、新しいLEDテールの1個が動作不良を起こしていたとのことです。
早速動作点検をしたのですが特におかしな点はありません・・・。
4灯共にブレーキ、スモール、ターンシグナルいずれも点灯しています。
そこで動作不良を起こしていると指摘されたものを1個取り外して分解してみたところ、何と中から水が出てきました(笑)。
つまり、浸入した水が内部基板にかかって軽いショートを起こしていたのです。
幸い電子部品の破損には至らず、基板上の水も乾燥して動作不良は解消していましたが、浸水の形跡が無かった他の3個も全く同じ構造ですから、何故1個だけが浸水してしまったのか原因を探らねばなりません。
改造のために切断した部分やコネクター接続部分から浸水した形跡はありません。
そこで、内部基板を外した状態でハウジングを密閉して水没させてみたところ、何と表面のレンズとハウジングの隙間からボコボコと泡が出てきました・・・(笑)。
接着不良により隙間ができており、そこから水が浸入していたのです。
要するに製品不良です・・・やられました・・・(笑)。
取り合えず耐熱性の高いビニールテープを巻いて防水処理を行いましたが、時間の経過と共に剥がれてしまう可能性が高いので、対策を考えてきちんと処理を施さねばなりません。サランラップで包んでしまうのが一番簡単で効果がありそうですが・・・(笑)。

燃圧計用プレッシャーセンサー フュールレール上のGM TPI用フィッティングにラバーホースを接続して燃圧計用のプレッシャーセンサーを接続していましたが、エンジンルーム内が熱くなるとホースに遮熱処理をしてあっても柔らかくなって膨張し、正確な燃圧を表示することができなくなってしまいました。ホースが破れてしまうことはたぶんないだろうとは思いますが、あまり好ましい状況とは言えません。そもそもこのホースは計測用に使うもので走行車両内に常設するためのものではありませんから、耐圧性が高くても耐熱性はないのでしょう。
そこで、TPI用フィッティングをフュールレールから外して、プレッシャーセンサーを直接装着しました。スペースを確保するためヘッドカバーの一部を削り取る必要がありますが、稼動上の問題は全くありません。
これが本来の装着方式ですから最初からこうすれば良かったのですが、作業の過程でガソリンが漏れ出るのを嫌って今まで避けていました(笑)。
装着後エンジンを始動したところ、アイドリング時の燃圧表示が64〜66psiになり、2500rpmを越えて燃料ポンプがフル稼働をすると70〜72psiになりました!!
これはいったいどういうことなのか判りませんが、取り合えずこの程度高い分には問題ありませんし、これがスーパーチャージャー用高容量燃料ポンプの本来の燃圧なのかもしれません。
作業時は十分な養生を行い、染み出たガソリンもクリーナーで丁寧に拭取りましたが、それでもガソリン臭が残存しており、しばらくの間はエアコンに混じる臭いを我慢しなければなりません・・・(笑)。

ロールバーの補強 ハーネスバーの取付用ボルト穴(本来はシートベルト取付用)とロールバーをつないでみました。
この部分はフレームと一体になっていますから、強度面で不安が残るリアカーゴ内の支柱の補強になるのではと考えたからです。
効果の有無を検証するだけなので、取り合えず5mm厚のアルミ板を使いました。

結果は現段階で確認できていませんが、今後少しでも効果有りと確認された場合は強度の高いものに交換することにしています。
ルーフ格納用サポート部再装着 ロールバーのリアカーゴ内支柱を装着するためにルーフを格納する際に必要なサポート部分をベースごと取り外しましたが、いくらサーキット走行が主体であっても街乗りをする時の利便性を阻害してしまうことは避けなければなりませんから、再装着を行うことにしました。
サポートを固定する三角形のベースは、前側1個、後側2個の固定個所があります。
前側がロールバーと干渉しているものの、表面に出るサポート部分はギリギリクリアしています。
そこで、干渉するベースの前側を切り取って、後側2ヶ所で固定することにしました。
プラスチック製ですから加工は簡単です。
リアカーゴ内フロアは強度が低い材質なので、裏側のナットには大きめのワッシャを入れて負荷分散を行いました。

早速外したルーフを格納して走行をしましたが、特に問題はありません。
ルーフの荷重がかかるだけなので、強度的にもこれで十分だと思います。

6月5日

第8回本庄サーキット走行会
LAP SHOT
第8回本庄サーキット走行会を開催しました。
新しい仲間が増えたものの、今回もドリフト枠の設定ができなかったので、参加者は10台となりました。
またまた赤字でしたが、前回のえびすが雨天にもかかわらず盛況だったのでチャラにしようと思います(笑)。
走行枠の設定がありませんから、参加者の皆さんはマイペースで3時間を心行くまで楽しまれたことと思います。
梅雨入り前の貴重な晴れ間に恵まれたのは嬉しいことですが、外気温が28℃に達して暑く、室内は直ぐにサウナ風呂と化しました。
私にとっては10分以上の連続走行をするのが少々厳しい状況です(笑)。
競技用として公認されていませんが、こう言う時はコットン製の薄いもの(いわゆる作業用のツナギ類)の方が良いですね(笑)。

サーキット側に聞いたところ、4点式以上のロールバーを装着してあればルーフを外しての走行がOKとのことでしたので、早速ルーフを外して走行してみました。
ルーフを外しての走行は直射日光を受けると暑いものの通り抜ける風が心地良くて、サウナ風呂状態にならないのが最高でした。
しかし、良いことばかりではありません。
ルーフから入り込む外気が凄まじい抵抗となってしまい、ストレートの伸びが鈍化して思うようにラップタイムが上がりませんでした。
どんなに暑くなってもサーキット走行時はルーフを着けておくべきですね・・・(笑)。
しかし、あまりにも快適でしたから、これにこりず次回はリアハッチを半開き状態で固定できる金具を装着して、流入気の排出をさせてみようと思います(笑)。

前回設置場所の問題で使えなかったLAP SHOTの赤外線発信機ですが、今回はサーキット側の承諾を得てコース内に入り込んでストレートに設置したところ、見事に毎周回検知してくれました(笑)。
室内でラップタイムをリアルタイムで見れると、どこをどう走ればどのくらいのタイムになるかが直ぐに把握できますので、とても役に立ちます。

温度管理は、全開連続5周時の水温が110℃、油温110℃、ATF温度108℃でした。
加給器付エンジンはやはり暑さに弱いですね・・・(笑)。
前回の本庄よりも外気温が高いにも関わらずATF温度が低く抑えられ、水温はほぼ同じ状況でしたから、ラジエター循環に効果があったようです。
最大の相違点は走行終了後の冷却時間です。水温が下がると共にATF温度も下がってくれるようになりました。
7月13日までしばらくの間は走行会がありませんので、今やとうとう年に一度となってしまった(笑)洗車とコーティング処理を行っておきたいと思います。

6月7日

BS RE050ラジアルタイヤ
TE-37(10.5J)に装着されたRE050(295/35/18)
日常の足としてはほとんど使わないことからSタイヤを常時履いたままにしてありますが、雨天時のサーキット走行をするとラジアルタイヤも用意しておくべきだと以前から強く感じていました。
さらに一般道をSタイヤで走行する際はショルダー部分を保護するために空気圧を2.5〜3kgにしてありますが、サーキットへの高速道路往復が雨天となると大きな気遣いが必要になり、結構疲れて老体にはダメージ大です(笑)。

今般、ようやくラジアルタイヤを用意することがかないました。
採用したのはBS RE050で、サイズはRE55Sと同じフロント265/35/18、リア295/35/18です。
国内で通常販売されているRE050のラインナップに295/35/18はないので285/35/18にしようかと思っていたのですが、ポルシェとフェラーリのOEM用に設定がありました。
どちらも同じサイズですが、車重による負荷の違いから硬さが微妙に違っているそうなので、フェラーリ用にしてみました。
ホィールはピリレコルサが着いたまま2年以上放置してあったTE-37(9.5J/10.5J)で、タイヤの手配と共に車工房リキ」さんで装着していただきました。

これから梅雨期になりますが、これで雨天下の高速道路走行時に安堵感が得られます。
早速交換を行い走ってみましたが、Sタイヤと違って乗り心地も静寂製も段違いに良好になりました(笑)。
これなら今後日常の足として乗る機会が増えるかもしれません(笑)。

一般道走行しかしていませんが、グリップ性能もかなり優れていると感じましたから、ウェット時だけでなくドライでもサーキットを走ってみようかと思っています。
しかし、実売価格がRE55Sよりも高いので、なるべく減らさないように走る必要がありますけど・・・(笑)。

ちなみに、画像は携帯電話の内蔵カメラで撮影したのですが、結構使えます(笑)。

6月24日

清里へ行ってきました。
RE050で初の雨天下高速道路走行でしたが、実に快適でした。
このままラジアル派になってしまいそうです(笑)。
往路は雨天で外気温も26℃程度でしたが、帰路は32℃の晴天となりました。
実はATFクーラーの装着位置を変更する準備のため現在一時的にコアを撤去しており、ATFの冷却はラジエター循環だけになっています。
走行中は水温+6〜8℃で安定しているものの96℃前後ですし、さらに都内の渋滞で水温が90℃を越えるとジワジワと上昇を続け、最終的には105℃まで達してしまいました。
やはり強化ミッションとハイストールトルクコンバーターはATF温度が高くなる傾向にあって、ラジエター循環だけでは役不足のようです。
また、渋滞による水温上昇がATF温度上昇の影響であることも否定できません。
それとも、これが通常の状態なのでしょうか・・・サーキット走行を始める前の全てが純正の時にATF温度を気にかけたことがなかったので分かりません・・・(笑)。
ちなみに、エアコンは渋滞下で水温が100℃になっても問題無く良く冷えてくれていました。
水温は100℃になってもウォーターインジェクションを使えば96℃まで下がってくれるのですが、ATF温度はなかなか下がってくれませんでした。
サーキット走行時のように短時間ならともかく2時間以上にわたるこの状態はミッションにダメージを与えかねませんから、一刻も早くATFクーラーを装着しなければなりません。
しかし、残念ながらまだしばらく先になりそうです・・・。

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