ヨーロッパでは装着が義務付けられているリアフォグライトを、C5欧州輸出用純正部品を取寄せて装着してみました。 取付場所は、日本仕様ではただの反射板になっているところです。 当初、見た目で少々大きく感じますが、慣れれば特に違和感は無く、何よりも霧や豪雨時に、リアフォグは絶大な効果と安全性を発揮しますから、必需品と考えます。但し、不必要な時の点灯は後続車へ迷惑なので、留意が必要です。 尚、左と中央の写真のリアコンビネーションライトは純正状態よりも表面側に移動してあります。また、右は、LEDブレーキライトが装着してあります。 |
リアバンパー上の反射板を取り外します(コンビネーションライトを取り外し、その穴から手を入れて作業となります)。 Remove rear brake lamp and put your hand from this hole to work. |
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裏の外側の固定用ナットを外し、反射板を取り外します。 両面テープでも接着されているので、裏側から押して剥がします。ボディ面との隙間にものを差し込んで剥がさないこと。 またボルト部分はプラスチック製なのでナットを取る際にネジ部分が折れてしまう場合がある。 There is no this plate on USA model. |
反射板取付用の穴が左右2ヶ所ありますが、その内、各々外側を1cmφに広げます。図は、左側用です。右側は対称となります。
広げた穴をガイドに原寸に合せて、約5cm×10cm程度の四角穴を開けます。一度に規定サイズを開けず、現物で原寸合わせをしながら少しずつ広げて行くほうが無難です。バンパーの素材は柔らかいですが密度が高いので、カッターを使う場合は少しずつ削って行くこと。 一度に多く削ろうとするとカッターの刃が折れて、その余力でボディに傷を着けてしまったり、削りすぎてしまったりするので要注意です。 水平垂直をきちんと出す為に、ドラフティングテープ等で位置合せを行います。又、穴を開ける周囲にはボディ面へ傷を着けないようにマスキングをします。 右用左用それぞれ専用なので、穴の位置は左右対称となります。 To install on USA Model, it is necessary to make two holes under brake lamps. Check location exactly. |
取付状態の概念図です。 フォグライト本体の固定用ナットが入る部分が未加工なので、固定用に使用するナットに合わせてタップを立てます。 |
フォグライト本体とボディの接触面に、薄い防水性のある両面テープを貼ってから、水平を確認しながら穴に装着し、裏側から固定用フレームを取り付け、ナットで固定します。
Install Rear Fog lamp and screw with back side plate. |
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バルブを装着して完成です。 バルブの配線はアース側は、他のバルブ用アースでは容量不足なので、助手席側リアタイヤ裏側のボディアースポイントに直接接続します。プラス側はそのままリアコンパートメントを突き抜けて、センターコンソールまで通線します。 Install bulb. Ground lines connect to ground and positive line goes to center trim. Use relay and connect line to relay. |
フロントフォグライトと連動させる場合は、フォグライトのプラス側を、させずに単独動作をさせるならスモールライトのプラス側より、ダイオードを介してスイッチに接続します。
スイッチの出力をリレー動作用プラス側に接続し、リレーにはバッテリーのプラスを接続します。 マイナス側は全てアースに接続します。 Connect Front Fog lamp + line or Parking lamp + line to switch with diode. Connect another side of switch to relay coil +. Connect relay signal line to Battery and another side connect to rear fog lamp +. Connect all Ground line to ground. |
NAVIディスプレイ下の左から2番目の赤色スイッチがリアフォグ用スイッチです。 フロントフォグライトに連動して回路がONになります。 スイッチONで点灯し、スイッチランプが点灯します。 Second red switch from left side is rear fog on switch with indication lamp. |