<C5日誌>

2000年

9月3日

待ちに待っていた?「コラムロック」が完全故障になりました。今年最高の気温を記録した昨日の炎天下に、数時間駐車した後の始動時に故障したまま、翌日のBCMのリセットでも、コネクターの指し直しでも全く復帰することなく、ロックされなくなりました。
これはどうみても熱により電子パーツが完全にいかれてしまった以外に考えられません。コラムロックを実行するドライブトランジスターなのか、動作指令を出すICなのか、はたまたプログラム異常なのか、BCM内部の詳細回路図がないので、どれであるかは定かでありませんが、これまで想像していた接触不良の類程度のものではなさそうです。内部基板のハンダ付け不良はチェック済みですから、その可能性は無く、またコラムロックを行うための信号となるキーOFF(抜き)信号も、乗り降り時のオートシートバック機構(EASY ENTRY SEAT BACK)が正常に動作しているので、動作電圧共々問題はありません。従って原因はBCM内部の電子パーツである可能性が高いことになりますから、数日中にヤナセへドック入りする予定です。予想ではBCMモジュールの交換になる(そうでないことを祈りたいのですが…)ので、かなり時間がかかると思われ、日誌もしばらく一時停止です。やれやれ…。

9月11日

本日ヤナセへ入院しました。ついでのように助手席側パワーウィンドゥのモーターがまた壊れてしまいました。どうせ10月一杯はまともに乗れそうもないので、ゆっくりと修理をしてもらうことにしました。秋風が吹き始めて本当に心地よい気候になって、いよいよオープンルーフ走行の時期到来というのにC5は故障、さらに多忙で乗る暇が無いというダブルショックです。



10月06

ヤナセから修理完了の知らせが仕事現場にありました。でも当分取りに行くことも乗ることもできないので、預かってもらうことにしました。



11月11日

ようやく多忙な時期が終わり、約2ヶ月ぶりに自宅で休暇を過ごせました。ヤナセからは修理完了の知らせを10月上旬にもらったのですが、今日まで取りに行くことができませんでした。仮に持って来てもらっても、全く乗ることができない状況だったので同じです。
来週早々にもいい加減取りに行かないと、ヤナセにも怒られてしまうかも知れません…。そんな訳で、とりたててC5について書き記すこともないまま年を越してしまいそうです。何故ならば、来週後半から既に次の仕事が待ち構えており、おそらく年内一杯はかかりっきりで休み無しにきっとなってしまうに違いないからです。せっかく故障も直り、涼しく(いや既にもう寒く)なってきて、C5にはもっとも過ごし易い季節であるのに、本当に困ったものです。このまま来年に突入し、さらに仕事が増え続けてしまうと、いったいどうなってしまうのでしょうか?

11月12日

手元にC5はありませんが、とりあえず今後の予定をたててみました。まずはHIDのH4ツインバルブタイプの装着です。第二にリアブレーキの強化。第三に足回りの強化。いろいろとC5仲間から情報が入ってきて、それぞれ評価を聞き及んでいるものの、やはり実際自分自身で確かめてみないことには、良否は分かりません。リアブレーキの強化については2001年Z06に、実質的効果があるリアブレーキ冷却ダクトが装着されたことを見て分かるように、C5はリア荷重が全重量のほぼ50%を占めるため、ミッドシップやリアエンジンほどではないもののフロントヘビーでない分、リアブレーキの強化でストッピングパワーは増大するものと想像できます。唐突にリアだけを強化してしまうと、本来ならばアンダーが出た時にブレークしてしまうのですが、ABS、トラクション&スタビリティコントロールが装着されたC5ならば、問題は無いと考えます。但し、サーキット走行でこれらの機能を停止させる場合は、フロントブレーキの強化も必然です。
明日か明後日にはヤナセに行けそうですが、年内は多分、ほとんど乗れないと思われます。

11月19日

昨日ようやくC5が戻って来ました。屋外露天の駐車場に修理完了後約4週間放置されていたため、その汚れ方は想像を絶するほどでした。天候にも恵まれた今日、早速洗車です。しかし以前のような光沢を復活させることができません。もう一度前処理剤による汚れの除去とフッ素コーティング処理を行う必然性がありますが、もはやボディケアをしている暇は到底無いので、おそらく年内はこの状態のまま我慢することになりそうです。
コラムロックの故障修理についてはメカニック氏の長期再三にわたる地道な作業によって、ようやく故障原因に到達することができたようです。実際の作業内容や故障の直接原因については、受け取り時に担当者が居なかったので未だ判らないのですが、見た感じではステアリング周辺を全て脱着したようです。また、コラムロックモーターの動作音が以前のものと比べて明らかに違っていたところを見ると、モーターそのものを交換したか、又は動作環境が変わったように思われるので、モーター自体の問題が故障原因であったのではないかと想像しています。
オイル及びフィルター、そして助手席側パワーウィンドゥモーターさらにはバッテリーも交換され、動作は快調です。せっかく戻って来たのですが、年内は当面長距離を乗ることは不可能なので、詳細なレポートについては残念ながら表記できないと思われます。



12月19日


11月24日から12月14日まで、ライブハウス「渋谷AX」の音響設備工事に従事していたことで、事務所に行くことはおろか、C5に乗ることも、たったの2日、しかも、代々木と自宅の間の僅か数キロのみでした。雨や埃にまみれても放置されっぱなし、ノーケアの日々でしたが、コラムロックを含めて機能は完全状態を保っていることが嬉しいですね。年末までは毎日「渋谷AX」では公演が行われるために、休みはありません。
新年が明けたら、数日程度の余暇が取れそうなので、それに期待したいところですが、この寒さでは、当分の間は何もしない日々が続いてしまうことだけは確かです。本日誌が中休みをしている間もC5仲間から、たくさんのメールをいただき、心休まる瞬間です。
その内容をまとめると以下のようになります。

1.パワーアップアイテム人気度:インテーク系、エギゾースト系のチューニング
2.足周りアイテム人気度:スウェイバー交換
3.ブレーキ系アイテム人気度:カーボンメタリックパッド
4.故障:センサー系異常によるエラー発生、足回りからの異音発生