<CCDカメラ&4画面分割器の装着> 1999年5月6日/2005年3月22日更新 / 2006年3月23日更新
Installation CCD Cameras with Video Image Divider

「赤枠で表示されている画像は、マウスポインターを置くと別の画像に入れ替ります」


せっかくNAVIディスプレイがあるのですから、CCDカメラを取り付けて映すようにしてみました。
平面のカメラ映像なので奥行き感まで再現することはできませんが、安全確認用としては十分効果が有ります。

特にリアビューカメラは、市販車にも同じシステムが搭載されるようになってきました。
また、複数のカメラを同時に一つの画面に映し出せるように、画面分配器(4面分割)を装着しました。

Install small CCD Cameras with Video Image Divider and display on Navigation display.


<4画面分割器> Video Divider
画面分割器はこちらを使いました。
4面分割同時表示と共に、4つの映像をそれぞれ全面表示するスイッチャー機能もあります。
本器はDC12V〜24Vの間で安定動作が可能です。

This is Video Divider. 4 cameras view divided quad and display at the same time.
And also it's possible to select each camera view.  
4面分割器を装着するスペースを得るため、センターコンソールのオーディオとNAVIの間の仕切りを切断して、NAVIを上方に移動させました。

Video Divider is installed down side of Navigation System.

<フロントビューCCDカメラ> Front Left Side View Camera
左ハンドル車は、右折時に対向車線に右折車がいると前方確認が非常に困難になることから、右ハンドル車と同じ視野を確保するために、フロントビューカメラを装着しました。

This Camera has no merit for Right Way Trafic by Left Handled Car.
カメラ映像は、NAVI下に装着された画面分割器によって4面分割された下方右側(4)に映し出されます。

Camera view is displayed on No.4.

右折時に長い鼻を大きく飛び出さずに対抗車を見ることができます。又、一車線道路でバス等を追い越す際に対向車の有無の確認も可能です。
但し距離感がつかめないので、対向車の速度確認(一定時間内にどれほど接近して来るか、すなわち映像が大きくなって来るか)を確認することが必要です。


<フロントサイドビューCCDカメラ> Side View Camera  
9mm×9mm×19.5mmの超小型CCDカラーカメラを使いました。
カメラ本体は、1.5mm厚、16mm径のアルリル製パイプの両端に13mm径円形に切った1mm厚アクリルプレートを接着したものに入れて、ブチルテープで周囲を防水したものを2つ、フロントナンバープレート開口部に装着しました。
外側には防護を兼ねてゴムチューブを巻きました。

Install Super small CCD Camera(9X9X19.5mm) to see Side View.
このカメラはDC7〜12Vで稼動しますが車載用ではありませんから、エンジン始動直後の高い電圧がかかると破損する恐れがあります。また安定した画像を得るためには電圧変動が無い安定化電源の使用が求められていることから、供給電源にはDC-DCコンバーター(入力DC8〜18V、出力DC12V/0.5A)を装着して、入力側の電圧が変動しても、常時安定した電圧が供給されるようにしました。

Install DC-DC Converter to get DC12V.
2台のカメラの映像は、NAVI下に装着された画面分割器によって4面分割された上方2つ(1&2)に映し出されます。
入替り画像は、画面分割器の全面表示機能により(2)を表示させたものです。

View of 2 cameras are displayed up side No.1 & 2.

狭い道から合流したり、駐車場から道路へ出たりする時に、長い鼻を大きく飛び出さずに左右を確認できます。


<リアビューCCDカメラ> Rear View Camera  
後方確認用としてリアナンバープレート上方右側のライセンスプレートランプ横にCCDカメラを装着しました。
シフトがリバースギア
に入っている間、画面は自動的にリアビューカメラに切り換わります(NAVIの標準装備機能として設定が可能です)

To see rear view when Shift goes to Reverse Mode.
NAVIの取付説明書では、リアビュー切替用の入力信号はバックアップランプ点灯用の+12Vをランプ部分から分けるように指示されていますが、C5の場合はバックアップランプ未点灯時の+側には別の回路が接続されており、そこから微弱電流ではあるが+12Vが出て来る場合があるので、そのままでは使用出来ません(例えばスモールライト点灯時にブレーキランプを点灯させながらのハザード使用時等に電流漏れが起こリます)。そこでバックアップランプ点灯時にONになるリレーを挿入して+12Vを取り出します。
接続は簡単で、バックアップランプの+12Vとアースをそのままリレーの動作用コイルに接続し、+12V側をON/OFF回路の一方に接続して、もう一方をそのままNAVIへ入力すればOKです。⇒NAVI装着日誌参照

Connect back up lamp + to Relay(necessary) and send +12V to Navigation system input.(See Installation Report

後方下部の死角を確認できると同時に駐車場などの後部壁までの距離を正確に把握できます。
但し、距離感がつかめないので、カメラの映像と実際の距離の相対関係を把握しておく必要があります。


<助手席側路面状況把握用CCDカメラ> Road condition view of Passenger side
最近の日本車に装備されている機能として、CMでお馴染みになっている助手席側の路面状況を映し出すカメラがあります。
そこで、同じものを装着してみました。
当初、ドアミラーの中を考えていたのですが、脱着作業と加工が面倒になるので、 熱排出口設置のために取り外したサイドモールを短く切って中に入れ、同じ場所に接着しました。
カメラはフロントサイドビュー用と同じ超小型CMOSタイプです。このカメラは最近ホンダ車に純正採用されたそうです。
サーキットやジムカーナーでこの画像を見ながら右側をギリギリまで攻めるなどと言う技は不可能(笑)ですが、狭い場所で右側へギリギリ寄せるには便利なものになると思います。

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